- スキーゴーグルのおすすめはどのブランドのどのモデル?
- 調光レンズやアジアンフィットなど、スキーゴーグルの選び方がわからない
- 眼鏡やヘルメットと合わせやすく、くもりにくいスキーゴーグルを知りたい
スキーゴーグルとは、雪面からの照り返しや冷たい風、降ってくる雪をさえぎりながら、斜面の凹凸を見やすくするスキー用のアイウェアです。晴天のまぶしさから曇天のフラットライト(光が回って雪面の陰影が消え、起伏が見えにくくなる状態)まで、1日の中で変わる見え方に対応できるかがゴーグル選びの分かれ目になります。
本記事では、スキーにおすすめのゴーグルの選び方と、26-27シーズンのブランド別おすすめモデルを紹介します。新しいスキーゴーグルを探しているスキーヤーは参考にしてください。
おすすめのスキーゴーグルの特徴と選び方
スキーゴーグルは、目に入る光の量を調整し、顔とのすき間から風や雪が入り込むのを防ぐスキーの必需品です。レンズの色や明るさで斜面の見え方が変わるため、同じゲレンデでもゴーグル次第で雪面の凹凸の読み取りやすさに差が出ます。
視界がはっきりすると斜面の起伏を早めに読めるため、ターンの準備に余裕を持てるのが大きな利点です。スキーゴーグルを選ぶときは、レンズの明るさとレンズの形、くもりにくさ、顔へのフィット、ヘルメットや眼鏡との相性の5点を確認すると、自分に合うモデルを絞り込めます。
スキーゴーグルを選ぶ際に押さえておきたい特徴と選び方のポイントは、以下の5つです。
- レンズは天候に合わせて明るさが変わる調光レンズがおすすめ
- 視界の広さと見え方でレンズの形を選ぶ
- くもりにくいダブルレンズと換気機能つきを選ぶ
- 日本人の顔に合うアジアンフィットがおすすめ
- ヘルメットと眼鏡への対応を確認する
レンズは天候に合わせて明るさが変わる調光レンズがおすすめ
スキーゴーグルのレンズには、光をどれだけ通すかを示す可視光線透過率(VLT)のカテゴリーがあり、S0〜S4の数字が大きいほど暗いレンズになります。HEADのカタログの分類では、S0がナイター向けのクリアレンズ、S1が曇りや雪の日向け、S2が変わりやすい天候向けの汎用レンズです。
天候ごとに最適なレンズを使い分けたい場合は、レンズ交換式のゴーグルに明るさの違うスペアレンズを組み合わせる方法も有効です。液晶(LCD)でレンズの明るさを瞬時に切り替える電子調光のスキーゴーグルも登場しており、光の変化が激しい山で頼れる選択肢になっています。
視界の広さと見え方でレンズの形を選ぶ
スキーゴーグルのレンズの形は、縦横どちらにも湾曲した球面レンズ、横方向にだけ湾曲した平面(シリンドリカル)レンズ、上下左右で異なる曲率を持つトーリックレンズの3つに大きく分かれます。トーリックレンズは、球面と平面の中間のような形状で、光学的な歪みを抑えながら広い視野を確保できるのが特徴です。
歪みの少なさと上下の視界を重視するスキーヤーは球面レンズ、自然な見え方とデザインを重視するスキーヤーは平面レンズを選ぶと、ゴーグル選びで後悔しません。試着できる場合は、ゴーグルをかけたまま足元や左右に視線を動かし、視界の端の見え方まで確かめておくと安心です。
くもりにくいダブルレンズと換気機能つきを選ぶ
スキー中は体温で温まったゴーグル内の空気と外の冷気との温度差が大きく、レンズの内側に水滴がついてくもりやすくなります。くもると斜面の起伏が一気に見えなくなり、滑りを止めてゴーグルを外すしかなくなるため、くもり対策はスキーゴーグル選びで最優先したいポイントです。
さらにくもりにくさを求めるなら、レンズを持ち上げてゴーグル内の湿気を逃がす機構や、ヘルメットの通気口と連動して空気を流す設計を持つモデルが有力な候補です。リフト待ちや登りなど、止まっている時間にゴーグルがくもりがちなスキーヤーほど、換気機能の効果を実感できます。
日本人の顔に合うアジアンフィットがおすすめ
海外ブランドのスキーゴーグルは鼻筋が高い顔を想定した標準フレームが多く、日本人がかけると鼻周りにすき間ができやすくなります。すき間から冷気や雪が入り込むと顔が冷えるうえ、ゴーグル内の温度差が大きくなってくもりの原因にもなるので注意が必要です。
製品名や仕様欄にアジアンフィット系の表記があるスキーゴーグルを選べば、鼻周りまでフォームが当たり、冷気の侵入とずれを抑えられます。とくに海外ブランドのゴーグルを選ぶときは、アジアンフィットの有無を最初に確認するのが失敗しないコツです。
ヘルメットと眼鏡への対応を確認する
スキーゴーグルとヘルメットの間にすき間があると、額が冷えたり、滑走中にゴーグルがずれたりする原因になります。ヘルメットの形によってはゴーグルのフレームが押されて鼻周りが浮くこともあるため、手持ちか購入予定のヘルメットと組み合わせて試着するのが確実です。
眼鏡をかけたまま滑るスキーヤーは、眼鏡併用可能やOTG(Over The Glassesの略で、眼鏡の上からかけられる設計)と明記されたゴーグルを選ぶことが前提です。対応モデルでも眼鏡の大きさやデザインによっては入らない場合があるため、普段使っている眼鏡をかけて試着してから購入すると、滑走中の違和感を防げます。
おすすめのスキーゴーグル10選
ここでは、26-27シーズンのスキーゴーグルから、スキーにおすすめのモデルをブランド別に紹介します。各モデルの特徴や搭載技術、向いているスキーヤーを解説するので、ゴーグル選びの比較に役立ててください。
26-27シーズンにスキーでおすすめのゴーグルは、以下のモデルです。
- 【HEAD】CONTEX PRO 5K
- 【HEAD】NEVES SUNSCREEN CONTROL
- 【ATOMIC】Revent L HD Photo Lowbridge Fit
- 【SWANS】RACAN 調光ミラーモデル
- 【SWANS】RIDGELINE ULTRA調光ミラーモデル
- 【SMITH】Squad
- 【SMITH】4D MAG
- 【SALOMON】SENTRY PRO LBF SIGMA PHOTO
- 【GIRO】Method
- 【uvex】downhill 2100 V
【HEAD】CONTEX PRO 5K

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | HEAD |
| モデル名 | CONTEX PRO 5K |
| レンズ形状 | トーリック(ラミネートダブル) |
| 調光レンズ | なし(5Kレンズ・S3) |
| くもり対策 | アンチフォグ・通気性フォーム |
「CONTEX PRO 5K」は、スキー板やヘルメットまで手がけるHEADのスキーゴーグルで、国内カタログで「シリーズの中でも特に人気の高いモデル」と紹介されるCONTEXシリーズの1本です。PRO 5Kは、性能と快適性を両立したCONTEXにコントラストを高める専用レンズを組み合わせた仕様です。
付属レンズは晴天向けの5K blue(S3)のみで、HEADの「CONTEX PRO 5K」は晴れた日を中心に滑るスキーヤーにおすすめのゴーグルです。曇りや雪の日も多く滑るなら、明るいスペアレンズを追加するか、同シリーズの調光モデル「CONTEX PHOTO」を選ぶと天候の変化にも対応できます。
【HEAD】NEVES SUNSCREEN CONTROL

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | HEAD |
| モデル名 | NEVES SUNSCREEN CONTROL |
| レンズ形状 | シリンドリカル(ダブル) |
| 調光レンズ | LCD電子調光(S1-S3) |
| くもり対策 | アンチフォグ・通気性フォーム |
「NEVES SUNSCREEN CONTROL」は、円柱レンズと50mmの幅広ストラップを採用したHEADのNEVESシリーズに、26-27シーズンの新作として加わった電子調光のスキーゴーグルです。ヘルメットとの一体感を重視した設計で、ラージサイズのゴーグルの中でも最大級の視野を持つとカタログで説明されています。
晴れと曇りが目まぐるしく入れ替わる山で、レンズを替えずに1日滑り切りたい中上級スキーヤーにおすすめなのが、HEADのNEVES SUNSCREEN CONTROLです。Lサイズのみの大型フレームのゴーグルで、ヘルメットとの組み合わせを前提にしているため、ヘルメットを使わないスキーヤーには大きく感じやすくなります。
【ATOMIC】Revent L HD Photo Lowbridge Fit

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ATOMIC |
| モデル名 | Revent L HD Photo Lowbridge Fit |
| レンズ形状 | 球面ダブルレンズ |
| 調光レンズ | HD Photo調光(S1-3) |
| くもり対策 | 防曇インナーレンズ・ベントフォーム |
「Revent L HD Photo Lowbridge Fit」は、ワールドカップで実績を重ねるオーストリアのATOMICが、調光レンズとアジア人の鼻周りに合わせたローブリッジフィットを組み合わせたスキーゴーグルです。フィットは幅広の顔立ちやゆったりした着け心地を好む人向けのLarge Fitに仕上がっています。
フレームに眼鏡用の溝を設けた「OTG LITE」仕様で、調光レンズと顔に合うフィット、眼鏡との併用を1本でそろえたい初中級スキーヤーには、ATOMICのRevent L HD Photo Lowbridge Fitをおすすめします。ATOMICのスキー板やヘルメットとブランドをそろえたい人にも選びやすいゴーグルです。
【SWANS】RACAN 調光ミラーモデル

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | SWANS |
| モデル名 | RACAN 調光ミラーモデル |
| レンズ形状 | 成形平面ダブルレンズ |
| 調光レンズ | 調光ミラー(S0-S3) |
| くもり対策 | PREMIUM ANTI-FOG |
「RACAN 調光ミラーモデル」は、山本光学のブランドSWANSが日本で生産するスキーゴーグルで、ワイドな視界とくもりにくさを両立した眼鏡対応の大型フレームモデルです。紫外線量で明るさが変わる調光ミラー(クリア/シャドーミラー)レンズは、S0〜S3の幅広いカテゴリーをカバーしています。
眼鏡のテンプルと干渉しにくい切れ込み入りの「ソフトフィットフォーム」を備えたゴーグルなので、眼鏡をかけたまま滑りたいスキーヤーにはSWANSのRACAN 調光ミラーモデルをおすすめします。シャドーミラーは晴天〜曇天向けのため、降雪の日の見やすさを重視するなら、高視認性のULTRAレンズを採用したRACAN ULTRA調光ミラーモデルも選択肢に入ります。
【SWANS】RIDGELINE ULTRA調光ミラーモデル

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | SWANS |
| モデル名 | RIDGELINE ULTRA調光ミラーモデル |
| レンズ形状 | 成形球面ダブルレンズ |
| 調光レンズ | ULTRA調光ミラー(S2-S3) |
| くもり対策 | A-BLOW SYSTEM・PREMIUM ANTI-FOG |
「RIDGELINE ULTRA調光ミラーモデル」は、SWANSのスキーゴーグルの中でもレンズのくもりを防ぐ換気機能を搭載した、眼鏡と併用可能な球面レンズモデルです。製品ページでは、バックカントリーで使うスキーガイドが、湿雪の日でもレンズ内がくもりにくいとコメントを寄せています。
「ジャパンフィットフォーム」とダブルフレーム構造で顔に密着するため、湿った雪や吹雪の日に滑る機会が多いスキーヤーには、SWANSのRIDGELINE ULTRA調光ミラーモデルをおすすめします。レンズはS2〜S3と暗めの範囲で変化するので、ナイター中心のスキーヤーより、日中の悪天候に備えたい人に向くゴーグルです。
【SMITH】Squad

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | SMITH |
| モデル名 | Squad |
| レンズ形状 | 平面(シリンドリカル) |
| 調光レンズ | Pro調光カラーあり |
| くもり対策 | Fog-Xトリートメント |
「Squad」は、60年の歴史を持つアメリカのアイウェアブランドSMITHのアイコンモデルで、26-27シーズンにレンズ幅を6.8%広げ、よりフレームレスなデザインへ全面的に作り直されたスキーゴーグルです。デザインの刷新により、25-26シーズン以前のSquadとのレンズの互換性はありません。
ミディアム〜ラージの扱いやすいサイズ感で、はじめて本格的なスキーゴーグルを選ぶスキーヤーにおすすめなのがSMITHのSquadです。1本で天候の変化に対応したいなら、調光スピードと調光幅を従来の2倍に高めた「CP Pro Photochromic」のカラーを選ぶと、レンズ交換の手間を省けます。
【SMITH】4D MAG

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | SMITH |
| モデル名 | 4D MAG |
| レンズ形状 | 球面カーボニックX |
| 調光レンズ | Pro調光カラーあり |
| くもり対策 | 5Xアンチフォグ・AirEvac |
「4D MAG」は、SMITHのラインナップの中でも視界の広さを追求した上位モデルで、ハードケースとレンズカバーが付属するスキーゴーグルです。26-27シーズンのレンズから、調光レンズは調光スピードと調光幅を高めた「CP Pro Photochromic」にグレードアップしています。
晴天用と曇天用の2枚のChromaPopレンズを標準装備しており、SMITHの4D MAGは視界の広さとくもりにくさを最優先したい中上級スキーヤーにおすすめのゴーグルです。フィットはミディアムで「Low Bridge Fit (ASIA Fit)」を採用しており、眼鏡を使う人はOTG対応の同シリーズ4D MAG XLを検討すると良いでしょう。
【SALOMON】SENTRY PRO LBF SIGMA PHOTO

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | SALOMON |
| モデル名 | SENTRY PRO LBF SIGMA PHOTO |
| レンズ形状 | シリンダー |
| 調光レンズ | SIGMA フォトクロミック(Cat.1〜3) |
| くもり対策 | Airflowシステム |
「SENTRY PRO LBF SIGMA PHOTO」は、フランスのスキーブランドSALOMONが26-27シーズンに投入したスキーゴーグルで、SENTRY PROシリーズのローブリッジフィット(LBF)と調光レンズの仕様です。重量は135gと軽く、シリコン付きの50mmワイドストラップがヘルメットの上でもずれを抑えます。
ヘルメットと組み合わせてもずれにくいスキーゴーグルを探している人や、1本で全天候をこなしたいスキーヤーには、SALOMONの「SENTRY PRO LBF SIGMA PHOTO」をおすすめします。公式サイトに眼鏡対応の記載はないため、眼鏡ユーザーは試着で収まりを確かめてから選ぶと安心です。
【GIRO】Method

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | GIRO |
| モデル名 | Method |
| レンズ形状 | ZEISS VIVID 平面ダブル |
| 調光レンズ | VIVID調光レンズ版あり |
| くもり対策 | 曇り止め加工・EVAKベント |
「Method」は、ヘルメットとゴーグルで知られるアメリカのGIROが、長くライダーに愛されてきたクラシックなデザインを受け継ぎながら、新しいクイックチェンジ・レンズシステムを採用したスキーゴーグルです。26-27シーズンにはGIRO初の調光レンズが登場し、Methodにも調光モデルが設定されました。
通常レンズ版には晴天用と曇天用のZEISS VIVIDレンズが1枚ずつ付属し、GIROの「Method」は曇りの日も凹凸を見ながら滑りたいスキーヤーや、定番デザインのゴーグルを求める人におすすめです。眼鏡対応フレーム(眼鏡のサイズによる)を採用する一方でアジアンフィットの表記はないため、鼻周りのすき間が気になる人は試着してから選ぶと失敗を防げます。
【uvex】downhill 2100 V

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | uvex |
| モデル名 | downhill 2100 V |
| レンズ形状 | 球面ダブルレンズ |
| 調光レンズ | variomatic調光(S1-S3) |
| くもり対策 | supravision防曇コーティング |
「downhill 2100 V」は、ドイツのアイウェアとヘルメットのブランドuvexの定番シリーズdownhill 2100に、調光レンズを搭載したV(ヴァリオマティック)モデルのスキーゴーグルです。国内カタログでは「軽量で、広い視界を実現したゴーグル」と紹介されており、長時間かけても負担を感じにくい設計です。
日本人の顔に合わせた「アジアンフィットフォーム」と眼鏡使用可能なフレームを備えており、眼鏡をかけたまま調光ゴーグルを使いたいスキーヤーには、uvexのdownhill 2100 Vがおすすめです。調光にこだわらない場合は、コントラストを重視したcolorvisionレンズを採用する同シリーズのdownhill 2100 CVも選べます。
スキーゴーグルを使うときの注意点
スキーゴーグルは自分に合うモデルを選んでも、試着や扱い方を誤るとくもりやレンズの傷み、すき間からの冷えにつながるため注意が必要です。購入前の試着から滑走中のくもり対策、調光レンズの性質、シーズンオフの保管まで押さえておくと、スキーゴーグルの性能を長く引き出せます。
スキーゴーグルを長く快適に使うために気をつけたい注意点は、以下の4ポイントです。
- 購入前にヘルメットと眼鏡をつけて試着する
- レンズの内側はこすらず、くもったら乾かしてから使う
- 調光レンズは紫外線量や寒さで反応が変わることを知っておく
- ダブルレンズの部品をはがさず、乾かしてからケースで保管する
購入前にヘルメットと眼鏡をつけて試着する
スキーゴーグルは単体で顔に合っていても、ヘルメットと組み合わせると額にすき間ができたり、フレームが押されて鼻周りが浮いたりすることがあります。ヘルメットの形やサイズでゴーグルの収まり方は大きく変わるため、ゴーグル単体の試着だけで決めるのは避けたいところです。
購入するときは手持ちのスキー用ヘルメットを持参し、ゴーグルと一緒にかぶって額とフレームの間にすき間がないか、ストラップが後頭部で安定するかを確認すると確実です。眼鏡のまま滑る人は、眼鏡をかけた状態でフレームに収まるか、テンプルがこめかみに当たって痛くならないかも確かめておくと、ゲレンデでの不快感を防げます。
レンズの内側はこすらず、くもったら乾かしてから使う
スキーゴーグルの内側のレンズにはくもり止めのコーティングが施されており、布やグローブで強くこするとコーティングが傷んで、かえってくもりやすくなります。くもったときは無理に拭かず、ゴーグルを外してレンズの内側を自然に乾かすのが基本です。
休憩中にゴーグルを額やヘルメットの上に置くと、体温で温まった湿気がレンズの内側にこもり、再びかけたときにくもりやすくなります。レンズを持ち上げる換気機能を持つスキーゴーグルは、リフト乗車中など滑っていない時間に開いて湿気を逃がしておくのが効果的です。
調光レンズは紫外線量や寒さで反応が変わることを知っておく
スキーゴーグルの調光レンズは紫外線に反応して色の濃さが変わるため、紫外線の少ない曇りの日や林間コースでは、色の変化がゆっくりに感じられます。従来の調光レンズは厳冬期の低温で調光スピードが落ちやすく、SMITHの「CP Pro Photochromic」は氷点下でも調光スピードが落ちないアウターレンズを採用して対策したレンズです。
調光機能は使い続けるうちに少しずつ低下するため、シーズン前に晴天の屋外でレンズの色が変わるかを確かめておくと、交換の目安がわかります。色の変化が鈍くなったスキーゴーグルは、交換レンズや新しいモデルへの買い替えを検討するタイミングです。
ダブルレンズの部品をはがさず、乾かしてからケースで保管する
スキーゴーグルのダブルレンズの端に貼られた丸いシールは、2枚のレンズの間にある空気層の気圧を調整するフィルターで、SWANSでは「APA(気圧調整装置)フィルター」と呼んでいます。シールをはがすとダブルレンズの内側に水分が入り、使えなくなるおそれがあるため、汚れていてもはがさずに使うことが大切です。
滑り終えたスキーゴーグルは室内で自然乾燥させてから専用ケースや袋に入れ、高温多湿や直射日光を避けて保管します。濡れたまま袋に入れるとフォームやレンズに湿気が残るので、帰宅後すぐに乾かす習慣をつけ、調光レンズのゴーグルは暗い場所で保管すると機能が長持ちしやすくなります。
まとめ:自分に合うスキーゴーグルでクリアな視界のまま滑りを楽しもう
本記事では、スキーにおすすめのゴーグルと、レンズの明るさや形、くもりにくさ、顔へのフィット、ヘルメットや眼鏡への対応といった選び方を解説しました。スキーゴーグルは天候や顔の形との相性で見え方と快適さが大きく変わるため、スペックと試着の両方で確かめてから選ぶことが大切です。
スキーゴーグルを替えるだけで斜面の凹凸がはっきり見え、くもりや冷えのストレスも減って滑りの安心感が大きく変わります。ヘルメットと一緒に試着して自分の顔に合うおすすめのスキーゴーグルを選び、冬のゲレンデを思い切り楽しんでください。


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