【26-27】スキーブーツおすすめ11選!ブランド別に人気モデルを徹底比較

  • スキーブーツのおすすめモデルはどれを選べばいい?
  • ブランドごとに足幅やフレックスの違いがわからない
  • 26-27シーズンの新作スキーブーツを比べて選びたい

スキーブーツとは、脚の動きと力をスキー板へ伝えるための専用ブーツで、硬いプラスチックのシェルとクッション性のあるインナーの二重構造で足を固定します。スキーの滑りやすさと1日の快適さを左右するのは、スキー板以上にスキーブーツのフィット感です。

足に合わないスキーブーツを選ぶと、かかとが浮いて板への力が逃げたり、小指や甲が圧迫されて滑りに集中できなくなったりします。スキーの上達を早め、ゲレンデを快適に楽しむためには、ラスト幅やフレックスを理解し、自分の足とレベルに合うスキーブーツを選ぶことが重要です。

本記事では、スキーブーツの選び方と、26-27シーズンのブランド別おすすめモデルを紹介します。レンタルからマイブーツへの切り替えを考えているスキーヤーは、ぜひ参考にしてください。

タップできる目次

おすすめのスキーブーツの特徴と選び方

おすすめのスキーブーツを選ぶ前に知っておきたいのが、スキーブーツが板を動かす操作の要になる道具だという点です。外側の硬いシェルが脚の力をスキー板へ伝え、内側のインナーがクッションになって足を包み込む二重構造になっています。

スキー板やビンディングを買い替えるよりも、足に合うスキーブーツへ替えたほうが「足が痛い」「板が思うようにたわまない」という悩みは解消しやすくなります。スキーブーツ選びでは、サイズとラスト幅、フレックス、締め方、足入れのしやすさの5点を確認すると、滑りの上達と1日の快適さの両方を手に入れやすいでしょう。

スキーブーツ選びで外せない5つのチェックポイントは以下のとおりです。

  • サイズは普段の靴ではなく足の実寸で選ぶ
  • ラスト幅は自分の足幅に合うものを選ぶ
  • フレックスは滑走レベルと体格に合わせて選ぶ
  • 締め方はバックル式かBOA搭載モデルかで選ぶ
  • 足入れのしやすさと熱成形対応もチェックする

サイズは普段の靴ではなく足の実寸で選ぶ

スキーブーツのサイズは、普段履いているスニーカーのサイズではなく、足長の実寸をcmで表したモンドポイントを基準に選びます。スニーカーと同じサイズで選ぶとスキーブーツが大きすぎることが多く、ターン中にかかとが浮いて板の操作が遅れる原因となるので注意が必要です。

最近のスキーブーツは、シェルやインナーを熱で足型に合わせる熱成形に対応したモデルが多く出ています。実寸に近いサイズを選び、きつく感じる部分は店舗で熱成形して広げるのが、スキーブーツのサイズ選びの基本です。

計測や試し履きでは、厚手の靴下ではなく、スキー用の薄手ソックスを履いて確かめましょう。厚手の靴下で合わせてしまうと、薄手に替えたときにスキーブーツの中で足が動き、本来のフィット感が得られません。

ラスト幅は自分の足幅に合うものを選ぶ

ラストとは、スキーブーツの前足部の内幅をmmで示した数値で、フィット感と快適さを左右する重要な要素です。目安は98mm前後が細身向けのLV、100mm前後が標準的なMV、102mm前後から幅広向けのHVという3つの区分になります。

ラスト幅が足幅より狭いと小指や甲が圧迫されて痛みが出やすく、逆に広すぎるとスキーブーツの中で足が動いて板へ力が伝わりません。幅広や甲高の足で悩んでいるスキーヤーは、102mm前後のHVモデルから試すと合うスキーブーツを見つけやすいでしょう。

REXXAMの「REVO PLUS 100」のように、96〜103mmの足幅に対応する設計のスキーブーツもあります。自分の足幅をショップで計測して数値で把握しておくと、候補のモデルを絞り込むときに迷いません。

フレックスは滑走レベルと体格に合わせて選ぶ

フレックスとは、スキーブーツの前方向への曲がりにくさを数値で表したもので、数値が大きいほど硬くなります。硬いスキーブーツは脚の力をダイレクトに板へ伝えられる反面、しっかり曲げるための脚力と体重が必要です。

目安は、初心者が80〜90前後、中級者が100前後、中上級者や体格の大きいスキーヤーが110〜120前後となります。硬すぎるスキーブーツを選ぶと足首を曲げられずに後傾姿勢になりやすく、スキーの上達を妨げる要因になるので注意しましょう。

フレックスの数値は各メーカーが独自の基準で決めているため、他社のスキーブーツ同士で数値を単純に比べることはできません。同じ数値でもブランドによって硬さの感じ方が変わるので、最後は試し履きで足首の曲がり具合を確かめることが大切です。

締め方はバックル式かBOA搭載モデルかで選ぶ

従来の4バックル式は、バックルを掛ける段の位置で締め具合がわかりやすく、甲やすねなど部位ごとに強さを調整できます。調整できる範囲が広く、締めた感触がはっきり手に伝わるため、慣れ親しんだ操作でスキーブーツを履きたい人に向いています。

BOA(ダイヤルを回してワイヤーで締めるフィットシステム)を搭載したスキーブーツは、ダイヤルを回すだけで足全体を均一に締められるため、特定の場所だけが強く当たる圧迫ポイントが出にくい仕組みです。寒さで手がかじかんでいてもダイヤル操作だけで締め直せる点も、BOA搭載モデルのメリットになります。

26-27シーズンは、足の甲側のシェルをBOA、すね側のカフをバックルで締めるハイブリッド構成のスキーブーツが各社から登場しています。足先は均一に包みつつ、すね周りはバックルで確実に固定したいスキーヤーは、ハイブリッド構成を選ぶと両方の良さを得られるでしょう。

足入れのしやすさと熱成形対応もチェックする

スキーブーツは硬いプラスチックでできているため、履くときや脱ぐときに苦労するスキーヤーが少なくありません。履き口を開きやすくするイージーエントリーフラップや、背面のレバーを開くだけで着脱できる構造を備えたモデルを選ぶと、駐車場やロッジでのストレスが大きく減ります。

あわせて確認したいのが、シェルやインナーを熱で足型に合わせられる熱成形への対応です。熱成形対応のスキーブーツなら、履き込んで当たりが出たときにショップで部分的に調整しやすく、1足を長く使い続けられます。

おすすめのスキーブーツ11選

26-27シーズンに国内で正規販売されているおすすめのスキーブーツを、ブランド別に紹介します。各モデルの特徴や搭載技術とあわせて、どんなスキーヤーに向くのかも具体的に解説しているので、比べながら読み進めてください。

中級者が扱いやすいフレックス100前後のモデルを中心に、幅広向けや細身向け、BOA搭載モデル、着脱しやすい新型まで、足の形とスキーのレベルで選べる顔ぶれをそろえました。気になるモデルは、ショップで試し履きする候補に加えると選びやすいでしょう。

26-27シーズンに注目したいおすすめのスキーブーツは以下のモデルです。

  • 【DALBELLO】VELOCE 100 MV
  • 【FISCHER】PREMIO 100 BOA GW
  • 【REXXAM】REVO PLUS 100
  • 【NORDICA】Sportmachine 3 100 BOA GW
  • 【ATOMIC】Hawx Prime 100
  • 【ATOMIC】Nexus 110 BOA
  • 【ROSSIGNOL】HI-SPEED 100 HV GW
  • 【HEAD】EDGE 110 HV GW BOA
  • 【SALOMON】S/PRO SUPRA S BOA 100
  • 【LANGE】SHADOW 110 MV GW
  • 【TECNICA】Mach1 LV 110 TD2 GW

【DALBELLO】VELOCE 100 MV

【DALBELLO】VELOCE 100 MVの製品画像

項目 内容
ブランド DALBELLO
モデル名 VELOCE 100 MV
フレックス 100
ラスト幅 100mm
締め方 バックル(V22)

「VELOCE 100 MV」は、イタリアのスキーブーツブランドDALBELLOが展開するオールマウンテン向けVELOCEシリーズのうち、26-27シーズンに新しくなったフレックス100のモデルです。VELOCEシリーズはミディアム幅の足のスキーヤーに向けて開発され、伝統的な4バックルのオーバーラップ構造(シェルの合わせ目を重ねて締め込む構造)で正確なフィットを狙っています。

DALBELLOの「VELOCE 100 MV」のシェルには、底部に硬いプラスチックを使ってパワー伝達を高める「BI-INJECTED SHELL」を採用し、カフには「DB HYPERLITE」素材を組み合わせました。インナーは「VELOCE IF SPORT」で、100mmのラストとフレックス100の設定により、整地のターンで足元がぶれにくいスキーブーツに仕上がっています。

標準的な足幅で、レンタルから初めてマイブーツへ切り替える中級スキーヤーには「VELOCE 100 MV」がおすすめです。一方で、幅広の足では100mmラストが窮屈に感じやすいため、HVモデルと履き比べてから決めると失敗を防げます。DALBELLOにはデュアルBOAの上位シリーズ「VELOCE SPACE」や入門向けの「VELOCE MAX」もそろっています。

【FISCHER】PREMIO 100 BOA GW

【FISCHER】PREMIO 100 BOA GWの製品画像

項目 内容
ブランド FISCHER
モデル名 PREMIO 100 BOA GW
フレックス 100
ラスト幅 102mm(HV)
締め方 BOA

「PREMIO 100 BOA GW」は、オーストリアのFISCHERが26-27シーズンに投入した新シリーズ「PREMIO」のBOAモデルです。FISCHERは数十万件におよぶ足型スキャンのデータをもとに、レジャーで滑る大多数のスキーヤーに合うようPREMIOシリーズのスキーブーツを設計しました。

FISCHERの「PREMIO 100 BOA GW」は、102mmのハイボリューム設計「Comfort Fit」で前足部にゆとりを持たせ、「BOA Fit System – H+i1」で足全体を締め込みます。履き口が開きやすい「Easy Entry Flap」に加え、カフ背面の「Calf Adapter」とインナー「PREMIO Vacuum Fit」で、ふくらはぎの太さに合わせた調整もできます。

幅広や甲高で一般的なスキーブーツが窮屈に感じる人や、ブーツの着脱に毎回苦労してきたスキーヤーに「PREMIO 100 BOA GW」はおすすめです。ハイボリュームの設計のため、細身の足では中で足が動きやすい点が弱点です。FISCHERには、BOAを使わないバックル式の「PREMIO 110 GW」も同じシリーズにあります。

【REXXAM】REVO PLUS 100

【REXXAM】REVO PLUS 100の製品画像

項目 内容
ブランド REXXAM
モデル名 REVO PLUS 100
フレックス 100
ラスト幅 96〜103mm
締め方 バックル

「REVO PLUS 100」は、国産ブランドREXXAMのオールラウンドモデル「REVO PLUS」シリーズに属するフレックス100のスキーブーツで、日本で生産されています。REXXAMは中上級者向けのフレックス設定とし、あらゆるバーンでの扱いやすさを重視しました。26-27シーズンからは、表面を滑りやすい素材にして着脱のストレスを減らした新インナー「BX-SR26」を採用しています。

REXXAMの「REVO PLUS 100」は、足幅96〜103mmに対応する「AUTO FIT MEDIUM」を採用し、足幅が広いとシェルが自動的に広がり、甲の形を保ったまま締め込めます。ブーツ底面の「FLEXIBLE BOTTOM」が板のきれいなたわみとずらし操作を助けるほか、「TWIN CANT PLUS システム」でカント(脚の形に合わせてカフの左右の傾きを変える調整)も可能です。

海外ブランドのスキーブーツが足に合わなかった人や、整地から荒れたバーンまで1足でこなしたい中級〜中上級者に、REXXAMの「REVO PLUS 100」をおすすめします。インナー違いのBX-F仕様とBX-T仕様も用意されており、フィットをさらに追い込みたいスキーヤーの選択肢になります。

【NORDICA】Sportmachine 3 100 BOA GW

【NORDICA】Sportmachine 3 100 BOA GWの製品画像

項目 内容
ブランド NORDICA
モデル名 Sportmachine 3 100 BOA GW
フレックス 100
ラスト幅 102mm
締め方 BOA

「Sportmachine 3 100 BOA GW」は、イタリアのNORDICAが展開する「Machine」シリーズのなかで生産量がもっとも多いSportmachine 3に、BOAを組み合わせたスキーブーツです。NORDICAはシェルとライナーをBOA用に設計し直し、Machineシリーズのワイドなシャーシを受け継ぎながらサポート性と快適性を高めました。

NORDICAの「Sportmachine 3 100 BOA GW」は、シェル技術「Tri Force Construction」に「Tri Fit Technology」を組み合わせ、102mmの広めのラストでも板へしっかり力を伝えます。シェルに内蔵した「BOA Fit System」がヒールを固定してエッジ操作を安定させ、履き口の「Easy Entry Soft Flap」が着脱を助けます。

ライナーには保温素材を使った「Precision Fit Primaloft」を採用しているため、寒い日の足先の冷えが気になる人も選びやすいスキーブーツです。幅広の足で快適さを優先しつつ、BOAの手軽さも欲しい中級スキーヤーに「Sportmachine 3 100 BOA GW」をおすすめします。

【ATOMIC】Hawx Prime 100

【ATOMIC】Hawx Prime 100の製品画像

項目 内容
ブランド ATOMIC
モデル名 Hawx Prime 100
フレックス 100
ラスト幅 100mm(MV)
締め方 バックル

「Hawx Prime 100」は、オーストリアのATOMICが展開するHawxシリーズのうち、100mmのミディアムラストを採用した標準幅のスキーブーツです。Hawxシリーズは細身向けのUltra、標準のPrime、幅広向けのMagnaと足幅で選べる構成になっており、Primeはシリーズの中心に位置します。

ATOMICの「Hawx Prime 100」のシェルは、スリムな形状から必要な箇所にだけ補強を加える「Prolite」構造で、軽さとパワー伝達を両立しています。熱成形の「Memory Fit」はシェルとカフ、ライナーを数分で足と脚の形に合わせる仕組みで、インナーは、かかとと足首周りに熱成形プラスチックを使った「Mimic Silver Liner」です。

標準的な足幅で、定番の4バックル式スキーブーツを長く使いたい中級者に「Hawx Prime 100」はおすすめです。カフには「Energy Backbone」と「Adaptive Fit System (AFS) Cuff」を搭載しており、当たりが出たときもATOMICの熱成形で調整しやすいため、初めてのマイブーツとしても選びやすいモデルといえます。

【ATOMIC】Nexus 110 BOA

【ATOMIC】Nexus 110 BOAの製品画像

項目 内容
ブランド ATOMIC
モデル名 Nexus 110 BOA
フレックス 110
ラスト幅 101mm(HV)
締め方 BOA+バックル

「Nexus 110 BOA」は、ATOMICが26-27シーズンに投入した新シリーズ「Nexus」のBOAモデルで、滑走性能を保ちながら着脱の手間を減らすことをテーマに開発されたスキーブーツです。ATOMICは長年の研究開発を経て、オーバーラップ構造のスキーブーツで手軽なステップインとステップアウトを実現しました。

ATOMICの「Nexus 110 BOA」が採用する「NexStep Construction」は、オーバーラップ構造と背面の「QuickFlip Lever」を連動させた仕組みで、レバーを開くだけでブーツを脱ぎ履きできます。一度合わせれば毎回開け閉めしなくて良い「Set-and-Forget Buckle」と、シェルを締める「BOA H+i1 Single Pull」がフィットを保ちます。

ブーツの着脱がつらくてスキーが億劫になっている人や、休憩のたびにブーツを脱ぎたい人に「Nexus 110 BOA」はおすすめです。101mmのラストは熱成形の「Memory Fit」で足に合わせられ、フレックス110の安定感もあるため、中級〜中上級者がゲレンデをしっかり滑り込むスキーブーツとしても使えます。

【ROSSIGNOL】HI-SPEED 100 HV GW

【ROSSIGNOL】HI-SPEED 100 HV GWの製品画像

項目 内容
ブランド ROSSIGNOL
モデル名 HI-SPEED 100 HV GW
フレックス 100
ラスト幅 102mm(HV)
締め方 バックル

「HI-SPEED 100 HV GW」は、フランスのROSSIGNOLがゲレンデ向けに展開するHI-SPEEDシリーズのうち、26-27シーズンに新しくなった幅広のHVモデルです。102mmのラストとフレックス100を組み合わせており、整地でのターンを快適に楽しみたいスキーヤーに向けたスキーブーツに仕上がっています。

ROSSIGNOLの「HI-SPEED 100 HV GW」のシェルは、硬さの異なる2種類のプラスチックを同じ金型に注入する「DUAL CORE」構造で、硬い素材で柔らかい素材を挟み込み、部位ごとのフレックスを作り分けています。さらに独自の形状設計「GENERATIVE DESIGN」によってプラスチックの厚みを調整し、剛性を保ちながら軽量化しました。

102mmの幅広ラストを求める中級スキーヤーに、ROSSIGNOLの「HI-SPEED 100 HV GW」をおすすめします。カフとシェルの接続部のネジでフレックスを調整できるうえ、ソールにはゴムのパッドで歩きやすくしたGRIP WALK(グリップウォーク)を採用しているため、レストハウスや駐車場までの移動も楽になります。

【HEAD】EDGE 110 HV GW BOA

【HEAD】EDGE 110 HV GW BOAの製品画像

項目 内容
ブランド HEAD
モデル名 EDGE 110 HV GW BOA
フレックス 110/100
ラスト幅 102mm(HV)
締め方 BOA+バックル

「EDGE 110 HV GW BOA」は、HEADが22年以上にわたって展開してきた快適系の定番「EDGE」シリーズに、BOAを組み合わせた26-27シーズンのスキーブーツです。HEADは対象レベルをAdvancedに設定しており、快適さと滑りの両方を求めるスキーヤーに向けたモデルに位置づけています。

HEADの「EDGE 110 HV GW BOA」は、「EZ-ON」と「EZ-SKI」を搭載した「EZテック・シェル」を採用しました。EZ-ONは4バックルブーツでもスムーズにステップインできるシェル形状で、EZ-SKIはハイトップのロワーシェルと「パワーフレックス」によって脚の力をダイレクトに板へ伝えます。

シェル側の「BOA Fit System H+1」が足全体を均一に包み、拡張されたトウボックスとインナー「3DパーフェクトフィットEVO」が足先にゆとりを生みます。幅広の足で快適さを保ちながら、滑りにも妥協したくない中級〜中上級者に「EDGE 110 HV GW BOA」はおすすめのスキーブーツです。

【SALOMON】S/PRO SUPRA S BOA 100

【SALOMON】S/PRO SUPRA S BOA 100の製品画像

項目 内容
ブランド SALOMON
モデル名 S/PRO SUPRA S BOA 100
フレックス 100
ラスト幅 100〜106mm
締め方 BOA+バックル

「S/PRO SUPRA S BOA 100」は、フランスのSALOMONが展開するオールマウンテン向け「S/PRO SUPRA」シリーズの2027モデルで、BOAを組み合わせたフレックス100のスキーブーツです。上位の110や120と同じシェル構造を受け継いでおり、SALOMONのラインナップでは中級者向けのオールラウンドブーツに位置づけられています。

SALOMONの「S/PRO SUPRA S BOA 100」は、シェルとライナー、BOAの3つで足を包み込む「ExoWrap」構造と、シェルを熱で足型に合わせる「Custom Shell HD」を採用しました。足の甲側をBOA、すね側を2つのアルミバックルで締めるハイブリッド構成のため、足先は均一に包みつつ、すね周りはしっかり固定できます。

100〜106mmの標準〜やや広めの足で、中級からのステップアップを目指すスキーヤーに「S/PRO SUPRA S BOA 100」はおすすめです。インナーは「S/PRO CF 3D」で、シェルの熱成形と組み合わせて足型に近づけられるため、当たりが出やすい足の人でもSALOMONのスキーブーツを選びやすくなります。

【LANGE】SHADOW 110 MV GW

【LANGE】SHADOW 110 MV GWの製品画像

項目 内容
ブランド LANGE
モデル名 SHADOW 110 MV GW
フレックス 110
ラスト幅 100mm(MV)
締め方 バックル

「SHADOW 110 MV GW」は、スキーブーツ専門ブランドLANGEが「スキーブーツ初のパフォーマンスアシストシステム」とうたうSHADOWシリーズの、フレックス110で100mmラストのモデルです。レーシングブーツのRSシリーズでも知られるLANGEが、パフォーマンスと快適さの両立を狙って開発しました。

LANGEの「SHADOW 110 MV GW」は、カフとシェルをピボットと2か所のパワーポイントで固定する「Dual Pivot」と、シェルから伸びる一体成型の「Suspension Blade」を組み合わせ、パワー伝達の効率を高めています。Suspension Bladeはカフ上部のエラストマーショックアブソーバーにつながっており、振動の吸収とリバウンドの強化を両立した構造です。

ライナーはワンピースでつなぎ目のない「Core Custom 3」で、素材が足の形に合わせて伸縮する「Auxetic」テクノロジーが快適さと着脱のしやすさを支えます。少ない力で板をたわませる感覚をつかみたい中級〜中上級者に、LANGEの「SHADOW 110 MV GW」はおすすめのスキーブーツです。

【TECNICA】Mach1 LV 110 TD2 GW

【TECNICA】Mach1 LV 110 TD2 GWの製品画像

項目 内容
ブランド TECNICA
モデル名 Mach1 LV 110 TD2 GW
フレックス 110
ラスト幅 98mm(LV)
締め方 バックル

「Mach1 LV 110 TD2 GW」は、イタリアのTECNICAが展開するゲレンデ向けの定番「Mach1」シリーズの新世代「TD2」で、細身の足に合う98mmのLVラストを採用したスキーブーツです。Mach1にはラスト100mmのMVと103mmのHVもあり、TECNICAは足幅に合わせて選べるラインナップをそろえています。

TECNICAの「Mach1 LV 110 TD2 GW」は、シェルとライナーを足の解剖学的な形に合わせた「C.A.S.(Custom Adaptive Shape)」を採用し、箱から出した直後からフィットしやすいのが特徴です。C.A.S.ライナーはデュアルデンシティのマイクロセル素材で圧縮による変形が起きにくく、ライナーの「Floating Tongue」で甲部分の当たりも調整できます。

足幅が細めで、一般的なスキーブーツでは中で足が動いてしまう人に、TECNICAの「Mach1 LV 110 TD2 GW」をおすすめします。シェルは「Quick Instep」仕様、カフは「Backspine」付きのBi-Injected PPで、Lift Lock付きの4つのアルミバックルで締め具合を細かく決められるため、整地でカービングの精度を高めたい中級〜中上級者にも向くモデルです。

スキーブーツを使うときの注意点

スキーブーツは、足に合うモデルを選んでも、買い方や使い方を誤ると足の痛みや滑りの性能低下につながります。モデル選びとあわせて押さえておけば、スキーブーツの性能を存分に引き出し、シーズンを通して快適にスキーを楽しめるでしょう。

スキーブーツを長く快適に使うために押さえたい注意点は以下の4つです。

  • 購入前に足の計測と試し履きをショップでおこなう
  • ソール規格とビンディングの適合を確認する
  • 新品のブーツは慣らし、痛みはショップで調整する
  • 使用後はインナーを乾かし、バックルを留めて保管する

購入前に足の計測と試し履きをショップでおこなう

足長と足幅、甲の高さは左右で違うことが多いため、スキーブーツはスキー専門店で両足を計測してもらってから選ぶことをおすすめします。候補のモデルは片足だけでなく両足とも試し履きし、店内で数分間履いたまま過ごすと、時間がたってから出る当たりにも気づけます。

足は夕方にむくみやすいため、試し履きは1日のなかでも足のサイズが大きくなる時間帯に合わせると安心です。スキーブーツを履いたら膝を前に出す前傾姿勢をとり、かかとが浮かないか、つま先が強く当たらないかを確認しましょう。

ソール規格とビンディングの適合を確認する

スキーブーツのソールには、アルペン規格のISO 5355や、歩きやすいGripWalk規格のISO 23223、ツーリング規格のISO 9523などの種類があります。ビンディングが対応していない規格のソールを組み合わせると、転倒したときにビンディングが正しく解放されないおそれがあります。

手持ちのビンディングにスキーブーツを合わせる場合も、新しくビンディングを購入する場合も、ショップで規格の適合と解放値の調整を必ず依頼してください。対応できるソール規格はビンディングの機種ごとに異なるため、スキーブーツの型番を伝えたうえで確認してもらうと確実です。

新品のブーツは慣らし、痛みはショップで調整する

新品のスキーブーツは、インナーが足になじむまでに数回の滑走が必要です。最初の数日は短い時間から履き始め、休憩をはさみながら少しずつ慣らしていくと、足への負担を抑えられます。

慣らしたあとも当たる部分がある場合は、我慢せずショップに相談しましょう。熱成形でシェルを部分的に広げるシェル出しや、インナーの再成形、インソールの調整など、スキーブーツには購入後に打てる手立てが多くあります。

使用後はインナーを乾かし、バックルを留めて保管する

滑ったあとのスキーブーツは、インナーを取り出して陰干しし、湿気やにおいがこもらないようにします。インナーが湿ったまま翌日に履くと保温性が落ち、足先が冷えやすくなるため、宿でもできるだけ乾かしておきましょう。

シーズンオフは、バックルを軽く留めた状態で保管するとシェルの形崩れを防げます。直射日光が当たる場所や、夏場の車内のように高温になる場所はプラスチックの変形につながるため、風通しの良い室内でスキーブーツを保管してください。

まとめ:足に合うスキーブーツで快適にゲレンデを楽しもう

本記事では、おすすめのスキーブーツと選び方を解説しました。スキーブーツは、足の実寸に合うサイズと足幅に合うラスト、レベルに合うフレックスを土台に、締め方と足入れのしやすさで絞り込むと選びやすくなります。

幅広の足なら102mm前後のHVモデル、標準的な足なら100mm前後のMVモデル、細身の足なら98mm前後のLVモデルを軸にすると失敗しません。さらに、BOAやイージーエントリーなど自分が重視する快適機能を備えたスキーブーツを候補に加えてください。

足に合うスキーブーツに替えるだけで、足の痛みに悩まされる時間が減り、板のコントロールもしやすくなります。ショップで計測と試し履きをしたうえで最適な1足を選び、冬のゲレンデでスキーを思い切り楽しんでください。

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この記事を書いた人

学生のころに家族と行ったスキー旅行をきっかけに、毎シーズン雪山へ通うようになりました。以来、複数ブランドの板を実際に購入して滑り比べ、長さや構造の違いが滑り味にどう効くのかを記録しています。何を基準に選べばいいか迷う方に向けて『スキーセレクト』を運営しています。

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