- Kästleのスキーはシリーズが多くて、RXやMX、SUBLIMEの違いがわからない
- ホローテックが滑りにどう効くのか、モデル選びの前に知っておきたい
- 自分のレベルや滑り方に合うKästleのスキーはどれ?
「Kästle(ケスレ)」は1924年創業のアルペンスキーとノルディックスキーを主力とするオーストリアのメーカーで、ワールドカップの世界チャンピオンにも選ばれる老舗のプレミアムスキーブランドです。スキー先端の不要な層を取り除く特許技術HOLLOWTECH(ホローテック)と、全モデルに採用したウッドコアが生む滑らかで安定した滑りに定評があります。
この記事では、Kästleの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行のスキーを全モデル比較します。用途別のおすすめモデルも紹介しますので、Kästleのスキーが気になっている人はぜひチェックしてください。
Kästle(ケスレ)とはホローテックで知られるオーストリア発のスキーブランド

Kästle(ケスレ)とは、1924年にオーストリアのホーエネムスで創業された、100年以上の歴史を持つプレミアムスキーブランドです。表記は「Kästle」または「KÄSTLE」で、ミントのブランドカラーとダブルアローのロゴがKästleのスキーの目印になっています。
ワールドカップへの復帰後、Kästleは「FAST AS EVER」をスローガンに掲げ、レースで磨いた技術をゲレンデ向けのスキーにも注ぎ込んでいます。ラインナップはレーシングやオールマウンテン、フリーライド、ツーリングと用途を幅広くカバーしており、滑り方に合わせてスキーを選べるブランドです。
Kästleの歴史・創業背景
Kästleの歴史は、1924年にアントン・ケスレがホーエネムスでトネリコ材だけを使ったスキーを作ったところから始まりました。1950年の世界選手権でKästleのスキーが初の金メダルを獲得すると、1952年のオスロ五輪では金メダル3個を手にし、ブランドの名が世界に広まります。
経営者の交代を経てベネトン傘下に入ったKästleは一時市場から姿を消しますが、2007年に投資家グループのもとでHOLLOWTECHとともに復活を遂げました。ワールドカップにも復帰し、2023年1月にはイルカ・シュトゥヘツがコルティナのダウンヒルで優勝して、Kästleのスキーはアルペンワールドカップの頂点に返り咲いています。
Kästleの特徴・強み
Kästle最大の強みは、スキーのショベル(先端の反り上がった部分)から不要な層を取り除く特許技術HOLLOWTECHを、レーシングやツーリングを含むほぼ全シリーズに展開している点です。トップの振動を抑えて雪面をとらえ続けるため、Kästleのスキーは高速域でもバタつきにくい滑りに仕上がっています。
生産体制は、アルペンレース部門をホーエネムスに置き、スキーの量産はチェコのノヴェー・ムニェスト・ナ・モラヴェにある工場が担っています。LEGENDシリーズの一部はホーエネムスの工房で1本ずつハンドメイドされ、創業の地でのKästleの手仕事が今も続いています。
Kästleの日本での取り扱い
日本でKästleのスキーを扱う総代理店は、2026年6月1日付でSPALANT.株式会社に移管されたばかりです。SPALANT.への移管まで日本展開を支えてきた浦木健太氏も「KÄSTLE本社担当」として関わり続けるため、オーストリア本国の最新情報が届く体制は維持されています。
移管前に販売されたKästle製品も、アフターサービスと製品保証の対応はSPALANT.が引き継ぐ形です。Kästleの日本語公式サイトには日本向けのオンラインストアと販売店検索があり、正規ルートでスキーを購入しやすい環境が整っているのも安心材料です。
Kästleの機能とテクノロジー

ここではKästleのスキーに搭載されている独自テクノロジーを解説します。Kästleは同じHOLLOWTECHでもシリーズごとに種類を変え、コアの木材やチタナール(アルミニウム合金の薄い板で、振動を抑えて安定性を高める素材)の入れ方も用途に合わせて作り分けています。
Kästleのスキーに搭載されている主なテクノロジーは以下の5つです。
- HOLLOWTECH(ホローテック)|ショベルの不要な層を取り除いて振動を抑える特許技術
- Infini Core|RACE・AMTN・FREEで作り分けるダブルチタナールのコア
- Twin Core|ポプラとブナで組んだ26-27新作の主力コア
- Symbio Core|チタナールインレイと合成アブソーバーで扱いやすさを高めたコア
- Powerzone Sidewall/Powerzone Titanal|足元にパワーを集める補強構造
HOLLOWTECH(ホローテック)|ショベルの不要な層を取り除いて振動を抑える特許技術
KästleのHOLLOWTECHは、スキー先端のショベル部分にある不要な層を取り除いて軽くする特許技術です。ホローテックの大きさはモデルごとのショベル形状に合わせて設計され、トップの振動を最大30%軽減して安定性やエッジグリップ(エッジが雪面をとらえる力)、操作の正確さを高めています。
Kästleのスキーは、ホローテックによって先端のバタつきが減るため、高速のターンや荒れたバーンでもエッジを最後まで雪面に食い込ませやすくなります。安定した滑りと軽快な操作を両立させたい中級者以上のスキーヤーほど、ホローテックの効果を実感しやすい技術です。
Infini Core|RACE・AMTN・FREEで作り分けるダブルチタナールのコア
KästleのInfini Coreは、ポプラとブナを組み合わせたウッドコアに2枚のチタナールを重ねた、上位モデル向けのコア構造です。Kästleは用途に合わせてInfini Coreを3種類に分けており、RX12とFIS系が「Infini Core RACE」、MXが「Infini Core AMTN」、PARAGONが「Infini Core FREE」を使っています。
Kästleのダブルチタナールのコアは、振動を抑えながら足元の力をスキー全体へ伝えるため、高速でもスキーがぶれにくいのが利点です。しっかりした手応えと高速での安定感を求める上級者が、Infini Core搭載のKästleを選ぶ理由になっています。
Twin Core|ポプラとブナで組んだ26-27新作の主力コア
KästleのTwin Coreは、ポプラとブナの2種類の木材で組んだウッドコアで、26-27シーズンの新作SUBLIMEとTRANSCENDに加え、「RX11」や「WAVE 74」にも採用されたコアです。
「TX99」や「TX107」、TX UPには、キリとポプラを使った軽量版の「Ultra light Twin Core」が使われ、登りの軽さが求められるツーリングスキーに合わせて調整されています。Kästleの新作に多いTwin Coreは機敏な動きを得意とするため、1本でいろいろな雪を楽しみたいスキーヤーに向いたコアです。
Symbio Core|チタナールインレイと合成アブソーバーで扱いやすさを高めたコア
KästleのSymbio Coreは、ウッドコアに合成素材のアブソーバー(振動を吸収する層)とチタナールの補強を組み合わせたコアです。安定性と制振性、機敏さのバランスを取る設計で、「RX9」と「QUARTZ 72」に採用されています。
キッズやジュニア向けのKästleには、ポプラやブナに合成アブソーバーを組み合わせた軽量版「Symbio Core Light」が使われています。名前のとおり大人用のSymbio Coreを軽量化した、子ども向けのスキーのためのコアです。
Powerzone Sidewall/Powerzone Titanal|足元にパワーを集める補強構造
KästleのPowerzoneは、スキーの足元にあたるビンディング周辺を補強し、スキーヤーの力を効率良く雪面へ伝えるための構造です。SUBLIMEにはサイドウォール(スキーの側面を覆う部材)を補強した「Powerzone Sandwich Sidewall」、「WAVE 74」には「Powerzone Sidewall」が使われ、足元でのパワー伝達を最大限に高めています。
TRANSCENDが採用するのは、足元にチタナールを入れたPowerzone Titanalです。ツインチップ(トップとテールの両方が反り上がった形状)の軽快さを保ちながら、高速で踏み込んだときの安定感を確保しています。Powerzoneを搭載したKästleのスキーは、軽快に動かせる構造でも足元の踏み込みがしっかり雪面に伝わるのが強みです。
Kästleの全種類の違いを比較
ここでは、26-27シーズンにKästleの日本語公式サイトで現行品として掲載されているスキーの全モデルの種類と違いを解説します。用途ごとにグループを分け、グループごとの比較表とモデル詳細を順に紹介します。
Kästleのスキーを以下の11種類のシリーズ・カテゴリに分けて解説します。
- レーシングモデル(RX12 FACTORY FIS/SHORTY)|ワールドカップ直系の競技・トレーニング用
- RXシリーズ|レース譲りのオンピステカービング
- LEGENDシリーズ|カルバ材ウッドコアのクラシックデザインモデル
- TERRAオンピステ(WAVE 74/QUARTZ 72)|女性向けのカービングモデル
- MXシリーズ|レールの上を滑るような安定感のハイエンド・オールマウンテン
- SUBLIMEシリーズ|26-27新作の扱いやすいオールマウンテン
- PARAGONシリーズ|トリプルウッドコアのフリーライドモデル
- TRANSCENDシリーズ|ブランド初のツインチップ・フリーライド
- TXシリーズ|登りも下りも楽しむツーリングモデル
- MOGULX/AERIALXシリーズ|モーグル・エアリアルの競技用モデル
- ジュニアモデル(ALPHA/KX)|子ども向けの本格ケスレ
レーシングモデル(RX12 FACTORY FIS/SHORTY)|ワールドカップ直系の競技・トレーニング用
オーストリアのレース部門で生まれたFIS規格(国際スキー連盟の競技規則に沿った仕様)のRX12 FACTORY FISと、スラローム練習用の「SHORTY」をまとめたKästleのレーシンググループです。26-27はRXレースラインがフルモデルチェンジし、ブランドカラーのミントを全面にまとった新デザインに生まれ変わりました。比較表のあとに各モデルの詳細を紹介します。
| モデル名 | 位置づけ | ホローテック | コア | サイドウォール/構造 | キャンバー/ライズ |
|---|---|---|---|---|---|
| RX12 DH FACTORY FIS WC | FISダウンヒル(WC仕様) | Race | Infini Core RACE | Special Race Construction | スタンダード |
| RX12 SG FACTORY FIS WC | FISスーパーG(WC仕様) | Race | Infini Core RACE | Special Race Construction | スタンダード |
| RX12 GS FACTORY FIS WC | FIS大回転(WC仕様) | Race | Infini Core RACE | Special Race Construction | スタンダード |
| RX12 SL FACTORY FIS WC | FIS回転(WC仕様) | Race | Infini Core RACE | Special Race Construction | スタンダード |
| RX12 GS FACTORY FIS | FIS大回転(エントリー) | Race | Infini Core RACE | Sandwich Sidewall | スタンダード |
| RX12 SL FACTORY FIS | FIS回転(エントリー) | Race | Infini Core RACE | Sandwich Sidewall | スタンダード |
| SHORTY | スラローム練習用 | 2.0 | Poplar Beech Woodcore | Sandwich Sidewall | スタンダード |
RX12 DH FACTORY FIS WC

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | RX12 DH FACTORY FIS WC |
| 位置づけ | FISダウンヒル(WC仕様) |
| ホローテック | Race |
| コア | Infini Core RACE |
| キャンバー/ライズ | スタンダード |
「RX12 DH FACTORY FIS WC」は、Kästleがダウンヒル(滑降)のワールドカップ仕様として作るFIS規格のレーシングスキーです。目的はスピードだけという考え方のもと、オーストリアのレースワークショップで1本ずつ生み出されています。
FISのダウンヒルに出場する競技者のための専用設計で、一般のゲレンデで楽しむ用途には向きません。ワールドカップやFISレースの高速系種目で戦う選手におすすめのスキーです。
RX12 SG FACTORY FIS WC

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | RX12 SG FACTORY FIS WC |
| 位置づけ | FISスーパーG(WC仕様) |
| ホローテック | Race |
| コア | Infini Core RACE |
| キャンバー/ライズ | スタンダード |
「RX12 SG FACTORY FIS WC」は、スーパーG(スーパー大回転)に向けたKästleのワールドカップ仕様のスキーで、ダウンヒル用と同じくオーストリアのレースワークショップで作られています。
FISのスーパーGに出場する競技者専用のモデルで、ゲレンデでの一般的な滑走は想定していません。スピードとターン技術の両方が問われる種目で戦う選手に、おすすめしたいKästleのスキーです。
RX12 GS FACTORY FIS WC

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | RX12 GS FACTORY FIS WC |
| 位置づけ | FIS大回転(WC仕様) |
| ホローテック | Race |
| コア | Infini Core RACE |
| キャンバー/ライズ | スタンダード |
「RX12 GS FACTORY FIS WC」は、大回転(GS)用のFIS規格モデルで、Kästleがワールドカップのコンディションで徹底的にテストして仕上げたレーシングスキーです。
FISの大回転に出場する上位レーサー向けのスキーで、競技経験の浅い選手が乗りこなすには相応の脚力と技術が必要になります。ワールドカップを目指してGSを本気で戦う選手には、Kästleの中でも第一候補になるモデルです。
RX12 SL FACTORY FIS WC

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | RX12 SL FACTORY FIS WC |
| 位置づけ | FIS回転(WC仕様) |
| ホローテック | Race |
| コア | Infini Core RACE |
| キャンバー/ライズ | スタンダード |
「RX12 SL FACTORY FIS WC」は、トニー・ザイラーやトム・スティアンセンといったレジェンドが活躍した系譜を受け継ぐ、Kästleの回転(SL)用ワールドカップ仕様です。日本限定だった165cmも、26-27から正式なラインナップに加わっています。
FISの回転で上位を狙うレーサー向けの競技専用モデルで、細かいリズムのターンを高い精度で刻む技術が求められます。旗門をさばく技術を磨いてタイムを削りたい選手に、強くおすすめできるKästleの回転用スキーです。
RX12 GS FACTORY FIS

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | RX12 GS FACTORY FIS |
| 位置づけ | FIS大回転(エントリー) |
| ホローテック | Race |
| コア | Infini Core RACE |
| キャンバー/ライズ | スタンダード |
「RX12 GS FACTORY FIS」は、FISエントリーレベルの大会に向けた大回転用モデルで、Kästleのワールドカップ直系の設計と素材を受け継いでいます。
長さの展開が幅広く、短いサイズも大人向けのサイズもそろっているため、成長期の選手でも身長や体格に合わせてスキーを選べます。FISレースを目指して大回転に取り組むジュニアやユース世代の選手におすすめのモデルです。
RX12 SL FACTORY FIS

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | RX12 SL FACTORY FIS |
| 位置づけ | FIS回転(エントリー) |
| ホローテック | Race |
| コア | Infini Core RACE |
| キャンバー/ライズ | スタンダード |
「RX12 SL FACTORY FIS」は、FISエントリーレベルの大会に挑む次世代の選手のために作られた、Kästleの回転用レーシングスキーです。ワールドカップ品質の設計と素材を採用し、次世代のメダル候補に向けたレーシングマシンとして仕上げています。
長さは短いサイズから選べるため、体格がまだ小さい選手でもレース向けの本格的な回転スキーに乗れるのが利点です。FISの回転で結果を出したいジュニアやユース世代のレーサーに、おすすめしたいKästleのスキーです。
SHORTY

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | SHORTY |
| 位置づけ | スラローム練習用 |
| ホローテック | 2.0 |
| コア | Poplar Beech Woodcore |
| キャンバー/ライズ | スタンダード |
「SHORTY」は、スラロームのトレーニングのためにKästleが設計した長さ100cmの短いスキーで、強く短いターンを身につけるための練習用モデルとして展開されています。
レース用のスキーとは別に、練習専用の1本として使い分けるモデルになります。ショートターンの技術を集中的に磨きたいレーサーや上級者には、トレーニング用としてKästleの中でもとくにおすすめできます。
RXシリーズ|レース譲りのオンピステカービング
整地されたゲレンデでのカービング(エッジを立てて雪面を切るように曲がる滑り方)を楽しむための、Kästleのオンピステ向けスキーがRXシリーズです。最上位のRX12、大回りと小回りの両方をこなす「RX11」、扱いやすいエントリーの「RX9」という3段階で、26-27はコアと形状が更新されました。比較表のあとに各モデルの詳細を紹介します。
| モデル名 | 位置づけ | ホローテック | コア | サイドウォール/構造 | キャンバー/ライズ |
|---|---|---|---|---|---|
| RX12 GS MASTERS | マスターズ大回転 | Race | Infini Core RACE | Phenol Sidewall | スタンダード |
| RX12 GS | 大回りのレースカーバー | Race | Infini Core RACE | Full Race Sidewall | スタンダード |
| RX12 SL | 小回りのレースカーバー | Race | Infini Core RACE | Full Race Sidewall | スタンダード |
| RX11 | 大小回り両用の中間機 | Race | Twin Core | Armoclad Race Sidewall | スタンダード |
| RX9 | 扱いやすいエントリー機 | Race | Symbio Core | Armoclad Sidewall | スタンダード |
RX12 GS MASTERS

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | RX12 GS MASTERS |
| 位置づけ | マスターズ大回転 |
| ホローテック | Race |
| コア | Infini Core RACE |
| キャンバー/ライズ | スタンダード |
「RX12 GS MASTERS」は、Kästleのレース部門の技術と素材を投入した、マスターズレース(年齢別に競う大人向けの大会)向けの大回転モデルです。26-27のRXレースラインのフルモデルチェンジで、ミントを全面にまとった新デザインになったモデルのひとつです。
一般のゲレンデで流す用途には手ごわく、レースや本格的なトレーニングで性能を引き出すタイプのスキーです。マスターズレースに出場する大人のレーサーや、本格的なGSの滑りを求めるエキスパートにおすすめします。
RX12 GS

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | RX12 GS |
| 位置づけ | 大回りのレースカーバー |
| ホローテック | Race |
| コア | Infini Core RACE |
| キャンバー/ライズ | スタンダード |
「RX12 GS」は、オンピステカテゴリーにおけるKästleのトップモデルで、ワールドカップから着想を得たサイドカットとレース仕様の仕上げを持つ大回り向けのレースカーバー(レース用スキーの性能をゲレンデのカービング向けに仕立てたスキー)です。
スピードを落としてショートターンを刻む場面より、広い斜面で大きな弧を描く場面で持ち味が出るスキーです。高速の大回りを思い切り楽しみたい上級者や、基礎スキー(滑りの正確さや美しさを競う日本独自のスタイル)のロングターンを磨きたいスキーヤーにおすすめします。
RX12 SL

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | RX12 SL |
| 位置づけ | 小回りのレースカーバー |
| ホローテック | Race |
| コア | Infini Core RACE |
| キャンバー/ライズ | スタンダード |
「RX12 SL」は、Kästleのオンピステ最上位RX12のスラロームカーバーで、正確なエッジグリップと切れのあるショートターンが持ち味です。ワールドカップから着想を得たサイドカットとレース仕様の仕上げにより、妥協のないレーシングマシンとして送り出されたスキーです。
整地の小回りを高い精度で刻むためのスキーで、ターンの切り替えで素早くスキーを走らせたい上級者に向くモデルです。キレのあるショートターンを磨きたい意欲的なピステスキーヤーには、Kästleのスラロームカーバーとして迷わずおすすめできるスキーです。
RX11

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | RX11 |
| 位置づけ | 大小回り両用の中間機 |
| ホローテック | Race |
| コア | Twin Core |
| キャンバー/ライズ | スタンダード |
「RX11」は、Kästleの中で最も汎用性の高いレースカーバーで、スポーティなショートターンと高速のロングターンの両方に対応します。RX12シリーズから着想を得たデザインをまとい、RXレースラインの雰囲気をゲレンデ用のスキーで楽しめるモデルです。
小回りが中心なら短め、大回りを楽しみたいなら長めと、滑り方で長さを選び分けられます。1本で大回りも小回りも楽しみたい中上級者や、RX12ほど本格的なレースカーバーは必要ないスキーヤーにおすすめのKästleです。
RX9

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | RX9 |
| 位置づけ | 扱いやすいエントリー機 |
| ホローテック | Race |
| コア | Symbio Core |
| キャンバー/ライズ | スタンダード |
「RX9」は、Kästleならではの性能を保ちながら、より扱いやすいスキーを求めるオンピステ派に向けたエントリーカーバーです。正確な操作性と優れた滑らかさ、耐久性に優れた構造を備え、コントロール性とダイナミックさを重視するスキーヤーに向けて作られています。
軽い構造のぶん取り回しが軽く、カービングを身につけたい中級者でも無理なく扱えます。軽快なピステスキーを探している人にも、RXシリーズの入り口としておすすめのモデルです。
LEGENDシリーズ|カルバ材ウッドコアのクラシックデザインモデル
Kästleの歴史的なデザインを現代の構造でよみがえらせたLEGENDシリーズに、オリンピック女王アンナ・ファイトのシグネチャーモデルを加えたグループになります。いずれもカルバ材(軽量な木材)のウッドコアに2枚のチタナールとカーボンを組み合わせ、HOLLOWTECH 2.0 Carbonを搭載しています。比較表のあとに各モデルの詳細を紹介するKästleのクラシックラインです。
| モデル名 | 位置づけ | ホローテック | コア | サイドウォール/構造 | キャンバー/ライズ |
|---|---|---|---|---|---|
| ANNA VEITH SIGNATURE | 限定シグネチャー | 2.0 Carbon | Karuba Woodcore | Full Race Sidewall | スタンダード |
| LEGEND 1968 WEDLER | 数量限定ハンドメイド | 2.0 Carbon | Karuba Woodcore | Full Race Sidewall | スタンダード |
| LEGEND 1956 | ハンドメイドのクラシック | 2.0 Carbon | Karuba Woodcore | Full Race Sidewall | スタンダード |
ANNA VEITH SIGNATURE

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | ANNA VEITH SIGNATURE |
| 位置づけ | 限定シグネチャー |
| ホローテック | 2.0 Carbon |
| コア | Karuba Woodcore |
| キャンバー/ライズ | スタンダード |
「ANNA VEITH SIGNATURE」は、オリンピックチャンピオンのアンナ・ファイトとともにKästleが開発した、限定生産のシグネチャーモデルです。デザインもアンナ・ファイト本人が共同で手がけ、彼女のサインが入った仕上げになっています。
クリーンで時代を超えたデザインは、ゲレンデでスキー自体を眺めて楽しみたい人の所有欲も満たします。限定生産の特別な1本を持ちたいスキーヤーや、上質なカービングを楽しみたい上級者におすすめのKästleです。
LEGEND 1968 WEDLER

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | LEGEND 1968 WEDLER |
| 位置づけ | 数量限定ハンドメイド |
| ホローテック | 2.0 Carbon |
| コア | Karuba Woodcore |
| キャンバー/ライズ | スタンダード |
「LEGEND 1968 WEDLER」は、1960年代に生まれたKästle屈指の美しいスキーを現代によみがえらせたモデルで、数量限定でホーエネムスの工房で1本ずつハンドメイドされています。
「ANNA VEITH SIGNATURE」とはサイドカットやコア構成が共通しており、滑りの性格が近いため、2本のどちらを選ぶかはデザインの好みで決めて問題ありません。1960年代のデザインとKästleらしい安定したカービングの両方を求める人や、コレクション性を重視するスキーヤーにおすすめです。
LEGEND 1956

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | LEGEND 1956 |
| 位置づけ | ハンドメイドのクラシック |
| ホローテック | 2.0 Carbon |
| コア | Karuba Woodcore |
| キャンバー/ライズ | スタンダード |
「LEGEND 1956」は、1950〜60年代に人気を集めたデザインを採用し、ホーエネムスの工場で手作業で組み立てられるKästleのプレミアムスキーです。伝説的なデザインと手作業による丁寧な仕上げが、量産のスキーとは違う所有感を生んでいます。
ウエストが太いぶん、細身のLEGENDよりエッジの切り替えはゆったりしますが、雪質が変わっても滑りが乱れにくくなります。圧雪バーンでのカービングを軸に、やや荒れた斜面や柔らかい雪でも安定して滑りたい人におすすめのスキーです。
TERRAオンピステ(WAVE 74/QUARTZ 72)|女性向けのカービングモデル
大地の要素をテーマにしたKästleの女性向けライン「TERRA」から、ゲレンデ向けのスキーを集めたグループです。TERRAにはツーリング向けの「PIKA 94」と「BIAFO 88」もラインナップされており、両モデルはTXシリーズのグループで紹介します。比較表のあとに各モデルの詳細が続きます。
| モデル名 | 位置づけ | ホローテック | コア | サイドウォール/構造 | キャンバー/ライズ |
|---|---|---|---|---|---|
| WAVE 74 | 女性向けパフォーマンス | 2.0 | Twin Core | Powerzone Sidewall | スタンダード |
| QUARTZ 72 | 女性向け軽量オンピステ | 2.0 | Symbio Core | Full Sidewall | スタンダード |
WAVE 74

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | WAVE 74 |
| 位置づけ | 女性向けパフォーマンス |
| ホローテック | 2.0 |
| コア | Twin Core |
| キャンバー/ライズ | スタンダード |
「WAVE 74」は、荒々しい海のパワーからインスピレーションを得た、Kästleの女性向けTERRAラインのスポーティなオンピステモデルです。厳選したプレミアム素材とクラフトマンシップを組み合わせ、高い完成度を求める女性のために作られたスキーです。
ウエスト74mmの細身の設計で、圧雪されたゲレンデでエッジを立ててスキーを走らせる滑りを得意とします。ゲレンデでパワフルなカービングを楽しみたい意欲的な女性スキーヤーにおすすめのモデルです。
QUARTZ 72

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | QUARTZ 72 |
| 位置づけ | 女性向け軽量オンピステ |
| ホローテック | 2.0 |
| コア | Symbio Core |
| キャンバー/ライズ | スタンダード |
「QUARTZ 72」は、Kästleの女性向けライン「TERRA」のオンピステ志向のスキーで、軽さと安定性を両立させて自信を持ってターンできるように作られています。
「WAVE 74」より細く軽い設計のため、パワーよりも軽快さを重視したい女性スキーヤーが扱いやすいスキーです。軽やかなカービングを楽しみたい女性や、扱いやすさを重視する中級者におすすめのKästleです。
MXシリーズ|レールの上を滑るような安定感のハイエンド・オールマウンテン
まるでレールの上を滑るような安定感をうたうKästleのハイエンド・オールマウンテンスキーとして、MXシリーズは長く支持されています。26-27は変更なしの継続モデルで、ウエスト幅の違い(74/84/88)が得意な場面を分けるポイントです。比較表のあとに各モデルの詳細を紹介します。
| モデル名 | 位置づけ | ホローテック | コア | サイドウォール/構造 | キャンバー/ライズ |
|---|---|---|---|---|---|
| MX88 | MXの最幅モデル | Evo | Infini Core AMTN | Full Race Sidewall | スタンダード/Early Rise |
| MX84 | MXの汎用モデル | Evo | Infini Core AMTN | Full Race Sidewall | スタンダード/Classic Rise |
| MX74 | ピステ寄りのMX | Evo | Infini Core AMTN | Full Race Sidewall | スタンダード/Classic Rise |
MX88

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | MX88 |
| 位置づけ | MXの最幅モデル |
| ホローテック | Evo |
| コア | Infini Core AMTN |
| キャンバー/ライズ | スタンダード/Early Rise |
「MX88」は、Kästleで最も伝説的なオールマウンテンスキーとされるモデルで、グリップの強い整地でも柔らかいオフピステ(圧雪されていない自然の斜面)でも性能と安定性を発揮する真のオールラウンダーです。
ウエスト88mmとMXで最も幅が広く、ゲレンデとオフピステの両方を1本でこなしたい上級者に向くスキーです。重量があるぶん脚力を求められるため、MXらしい高速安定性を存分に味わいたいスキーヤーにおすすめします。
MX84

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | MX84 |
| 位置づけ | MXの汎用モデル |
| ホローテック | Evo |
| コア | Infini Core AMTN |
| キャンバー/ライズ | スタンダード/Classic Rise |
「MX84」は、Kästleの中で最も汎用性の高いオールマウンテンスキーで、秋の氷河での初滑りや雪深い真冬、春のザラメ雪とシーズンを通して使えるモデルです。オンピステでもオフピステでも頼れる1本として、MXシリーズの中核を担っています。
ウエスト84mmはMXの中間で、整地での切れ味とオフピステへの対応力のバランスが取れています。ゲレンデ中心に滑りつつ、ときどき非圧雪にも入りたい中上級者におすすめのKästleです。
MX74

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | MX74 |
| 位置づけ | ピステ寄りのMX |
| ホローテック | Evo |
| コア | Infini Core AMTN |
| キャンバー/ライズ | スタンダード/Classic Rise |
「MX74」は、Kästleのラインナップの中で最もダイナミックなオールマウンテンスキーとされる、ピステ志向でパワフルなモデルです。MXシリーズに共通するエレガントなハイグロストップシートで、内部構造の上質さを見た目にも表しています。
オールマウンテンに分類されるスキーですが、性格はカービング寄りで、深い雪を本格的に滑る用途には向きません。整地のカービングを主に楽しみつつ、多少荒れたバーンにも対応したい上級者には、MXの中でとくにおすすめです。
SUBLIMEシリーズ|26-27新作の扱いやすいオールマウンテン
SUBLIMEシリーズは、26-27シーズンにKästleが投入した新作のオールマウンテンスキーで、MXより扱いやすさを高めた位置づけです。ユニセックスの83と88、93に加え、女性向けの88 Wと93 Wもそろっています。比較表のあとに各モデルの詳細を紹介します。
| モデル名 | 位置づけ | ホローテック | コア | サイドウォール/構造 | キャンバー/ライズ |
|---|---|---|---|---|---|
| SUBLIME 93 | SUBLIMEの最幅モデル | 2.0 | Twin Core | Powerzone Sandwich Sidewall | スタンダード/All-mountain Rocker |
| SUBLIME 88 | SUBLIMEの中心モデル | 2.0 | Twin Core | Powerzone Sandwich Sidewall | スタンダード/All-mountain Rocker |
| SUBLIME 83 | SUBLIMEの最細モデル | 2.0 | Twin Core | Powerzone Sandwich Sidewall | スタンダード/All-mountain Rocker |
| SUBLIME 93 W | 93の女性向け | 2.0 | Twin Core | Powerzone Sandwich Sidewall | スタンダード/All-mountain Rocker |
| SUBLIME 88 W | 88の女性向け | 2.0 | Twin Core | Powerzone Sandwich Sidewall | スタンダード/All-mountain Rocker |
SUBLIME 93

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | SUBLIME 93 |
| 位置づけ | SUBLIMEの最幅モデル |
| ホローテック | 2.0 |
| コア | Twin Core |
| キャンバー/ライズ | スタンダード/All-mountain Rocker |
「SUBLIME 93」は、多用途オールマウンテンスキーの新たな基準をうたうKästleの新作で、SUBLIMEシリーズで最も幅が広いモデルです。MXより扱いやすいオールマウンテンとして登場したSUBLIMEの中で、パウダーやサイドカントリーへの対応力を最も重視した設計です。
整地だけで滑るなら細めのSUBLIMEのほうが扱いやすく、「SUBLIME 93」は雪の柔らかい日に持ち味が出るスキーです。ゲレンデ脇の非圧雪やパウダーを1本で楽しみたい中上級者におすすめします。
SUBLIME 88

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | SUBLIME 88 |
| 位置づけ | SUBLIMEの中心モデル |
| ホローテック | 2.0 |
| コア | Twin Core |
| キャンバー/ライズ | スタンダード/All-mountain Rocker |
「SUBLIME 88」は、Kästleが26-27に送り出したSUBLIMEシリーズの中心となる幅のオールマウンテンスキーで、整地とサイドカントリーの両方に対応します。
SUBLIMEで迷ったときの基準になる幅で、整地寄りなら83、パウダー寄りなら93と比べながら選ぶと失敗しにくくなります。MXより気軽に扱えるオールマウンテンを探しつつ、1本でいろいろな雪を楽しみたいスキーヤーにおすすめのKästleです。
SUBLIME 83

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | SUBLIME 83 |
| 位置づけ | SUBLIMEの最細モデル |
| ホローテック | 2.0 |
| コア | Twin Core |
| キャンバー/ライズ | スタンダード/All-mountain Rocker |
「SUBLIME 83」は、多目的なオールマウンテンスキーの概念を再定義するとKästleがうたう、SUBLIMEシリーズで最も細いモデルとして登場しました。SUBLIMEの中では整地寄りの性格を持ち、ゲレンデでのカービングをメインに楽しめます。
ゲレンデ中心でカービングを楽しみつつ、たまにサイドカントリーにも入りたい人におすすめのモデルです。SUBLIMEの中では最も軽く、取り回しの軽さを重視したいスキーヤーにも向いています。
SUBLIME 93 W

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | SUBLIME 93 W |
| 位置づけ | 93の女性向け |
| ホローテック | 2.0 |
| コア | Twin Core |
| キャンバー/ライズ | スタンダード/All-mountain Rocker |
「SUBLIME 93 W」は、「SUBLIME 93」をベースにしたKästleの女性向けモデルで、ユニセックス版より短いサイズから選べるのが特徴です。長さの展開が女性の体格に合わせて短めにそろえられており、ユニセックス版では長すぎると感じる人も選びやすくなっています。
プログレッシブロッカーテールと2枚のチタナール、Twin Core、Powerzoneサイドウォールという構造は「SUBLIME 93」と共通です。幅広のウエストが柔らかい雪で浮力を生み、サイドカントリーでも機敏に向きを変えられます。非圧雪やパウダーも積極的に楽しみたい女性の中上級者に、SUBLIMEシリーズの中でもとくにおすすめのスキーです。
SUBLIME 88 W

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | SUBLIME 88 W |
| 位置づけ | 88の女性向け |
| ホローテック | 2.0 |
| コア | Twin Core |
| キャンバー/ライズ | スタンダード/All-mountain Rocker |
「SUBLIME 88 W」は、「SUBLIME 88」をベースにしたKästleの女性向けモデルで、長さは152cmからと短めのサイズがそろっています。「SUBLIME 88」と同じく、女性向けに多用途オールマウンテンの新たな基準をうたうモデルです。
小柄な女性でも扱いやすい長さから選べるため、SUBLIMEのオールマウンテン性能を気軽に試せます。ゲレンデとサイドカントリーの両方を1本で楽しみたい女性スキーヤーにおすすめのKästleです。
PARAGONシリーズ|トリプルウッドコアのフリーライドモデル
PARAGONシリーズは、Infini Core FREEを搭載したKästleのフリーライドスキーで、26-27は変更なしの継続モデルです。ダブルロッカー(トップとテールの両方を反り上げた形状)とロウキャンバー(スキー中央の反り上がりを緩やかにした形状)で、取り回しの軽さを引き出しています。比較表のあとに各モデルの詳細を紹介します。
| モデル名 | 位置づけ | ホローテック | コア | サイドウォール/構造 | キャンバー/ライズ |
|---|---|---|---|---|---|
| PARAGON 107 | PARAGONの最幅モデル | 2.0 | Infini Core FREE | Armoclad Sidewall | ロウ/Progressive Rise+Dual Rise |
| PARAGON 101 | パウダー〜圧雪の万能機 | 2.0 | Infini Core FREE | Armoclad Sidewall | ロウ/Progressive Rise+Dual Rise |
| PARAGON 93 | PARAGONの最細モデル | 2.0 | Infini Core FREE | Armoclad Sidewall | ロウ/Progressive Rise+Dual Rise |
PARAGON 107

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PARAGON 107 |
| 位置づけ | PARAGONの最幅モデル |
| ホローテック | 2.0 |
| コア | Infini Core FREE |
| キャンバー/ライズ | ロウ/Progressive Rise+Dual Rise |
「PARAGON 107」は、1日を通して、そしてシーズンを通して山のどんなコンディションにも対応できるようKästleが作り上げた、PARAGONで最も幅の広いモデルです。
壮大なラインや大きなドロップにも挑めるパワーを備える一方、整地での小回りは細めのPARAGONのほうが得意です。深いパウダーや急斜面を思い切り滑りたいエキスパートのフリーライダーにおすすめのスキーです。
PARAGON 101

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PARAGON 101 |
| 位置づけ | パウダー〜圧雪の万能機 |
| ホローテック | 2.0 |
| コア | Infini Core FREE |
| キャンバー/ライズ | ロウ/Progressive Rise+Dual Rise |
「PARAGON 101」は、フリーライドの自由な滑りを楽しむためのKästleのスキーで、挑戦的なバックカントリー(スキー場の管理区域外の山岳エリア)でも圧雪バーンでの豪快なターンでも性能を発揮します。
ウエスト101mmはPARAGONの中間にあたり、パウダーでの浮力と整地での扱いやすさのバランスが取れた幅です。パウダーの日も圧雪の日も同じ1本で山へ出かけたいフリーライダーには、PARAGONの中でもまずおすすめしたいモデルです。
PARAGON 93

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PARAGON 93 |
| 位置づけ | PARAGONの最細モデル |
| ホローテック | 2.0 |
| コア | Infini Core FREE |
| キャンバー/ライズ | ロウ/Progressive Rise+Dual Rise |
「PARAGON 93」は、PARAGONで最も細いウエストを持ち、Kästleが真のオールラウンダーとうたうフリーライドスキーとして展開されています。トリプルウッドコアとダブルチタナールインレイを使ったInfini Core FREEが、安定性と制振性、軽やかな浮遊感を生み出す土台です。
PARAGONの中では最も軽く、ゲレンデでの切り返しも軽快にこなせます。ゲレンデ中心に滑りながら、オフピステにも積極的に入りたい中上級者におすすめのフリーライドスキーです。
TRANSCENDシリーズ|ブランド初のツインチップ・フリーライド
26-27の新作として、KästleはZXシリーズの後継となるTRANSCENDシリーズを投入しました。TRANSCENDはブランド初のツインチップのフリーライドスキーで、前向きにも後ろ向きにも滑れる形状が特徴です。比較表のあとに各モデルの詳細を紹介します。
| モデル名 | 位置づけ | ホローテック | コア | サイドウォール/構造 | キャンバー/ライズ |
|---|---|---|---|---|---|
| TRANSCEND 114 | パウダー向けの最幅機 | 2.0 | Twin Core | Armoclad Sidewall | Twin Rocker |
| TRANSCEND 104 | TRANSCENDの中心モデル | 2.0 | Twin Core | Armoclad Sidewall | Twin Rocker |
| TRANSCEND 98 | ゲレンデ寄りの最細機 | 2.0 | Twin Core | Armoclad Sidewall | Twin Rocker |
TRANSCEND 114

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | TRANSCEND 114 |
| 位置づけ | パウダー向けの最幅機 |
| ホローテック | 2.0 |
| コア | Twin Core |
| キャンバー/ライズ | Twin Rocker |
「TRANSCEND 114」は、TRANSCENDで最も幅が広いパウダーツールで、ビッグマウンテンスキーの新たなアプローチを体現するKästleのモデルです。
整地での細かいターンは得意分野ではなく、パウダーの日に出番が集中する性格のスキーです。深いパウダーや大きな斜面を思い切り滑りたいエキスパートには、TRANSCENDの中でも最も幅広い「TRANSCEND 114」がおすすめです。
TRANSCEND 104

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | TRANSCEND 104 |
| 位置づけ | TRANSCENDの中心モデル |
| ホローテック | 2.0 |
| コア | Twin Core |
| キャンバー/ライズ | Twin Rocker |
「TRANSCEND 104」は、TRANSCENDシリーズの中心となる幅のモデルで、Kästleはサイドカントリーとバックカントリーの両方での活躍を想定しています。
地形を使ったジャンプで遊ぶ日もあれば、パウダーを探して非圧雪を滑る日もあるというスキーヤーに合う設計です。深雪重視なら「TRANSCEND 114」、ゲレンデ重視なら「TRANSCEND 98」も比較候補になります。パウダーもジャンプも1本で楽しみたいフリーライダーには、まず「TRANSCEND 104」をおすすめします。
TRANSCEND 98

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | TRANSCEND 98 |
| 位置づけ | ゲレンデ寄りの最細機 |
| ホローテック | 2.0 |
| コア | Twin Core |
| キャンバー/ライズ | Twin Rocker |
「TRANSCEND 98」は、TRANSCENDで最も細く、ゲレンデでも扱いやすいKästleのツインチップ・フリーライドスキーです。シリーズで最も軽く、短めのサイズから展開されているため、ツインチップのスキーに初めて乗る人でも扱いやすくなっています。
ウエストが細いぶんパウダーでの浮力は幅広のTRANSCENDに譲るため、深雪が主役の日は「TRANSCEND 104」以上を選ぶと安心できます。ゲレンデを中心に、地形の起伏で跳んだりパークや非圧雪で遊んだりしたいスキーヤーには、TRANSCENDの入り口としておすすめのスキーです。
TXシリーズ|登りも下りも楽しむツーリングモデル
TXシリーズは、シール(スキーの滑走面に貼る登高用の素材)を使って山を登り、滑り降りるツーリング向けのKästleのスキーです。TERRAの女性向けツーリングモデルと、エントリー向けのTX UPシリーズもあわせて紹介します。TXシリーズの多くはカーボンとグラスファイバーで軽く仕上げられ、暗い場所で光るホローテックを搭載しているのが共通点です。比較表のあとに各モデルの詳細が続きます。
| モデル名 | 位置づけ | ホローテック | コア | サイドウォール/構造 | キャンバー/ライズ |
|---|---|---|---|---|---|
| TX107 | TXの最幅ツーリング | Evo | Ultra light Twin Core | Armoclad Sidewall | ロウ/Directional Touring Rocker |
| TX99 | 上級者向けツーリング | Evo | Ultra light Twin Core | Armoclad Sidewall | ロウ/Directional Touring Rocker |
| TX94 | 汎用ツーリング | Evo | Ultra light Wood(Paulownia) | Armoclad Sidewall | ロウ/Directional Touring Rocker |
| TX88 | 軽量な万能ツーリング | Evo | Ultra light Wood(Paulownia) | Armoclad Sidewall | ロウ/Directional Touring Rocker |
| PIKA 94 | 女性向けツーリング | Evo | Ultralight Woodcore(Paulownia) | Armoclad Sidewall | ロウ/Progressive Rise+Dual Rise |
| BIAFO 88 | 女性向け軽量ツーリング | Evo | Ultralight Woodcore(Paulownia) | Armoclad Sidewall | ロウ/Progressive Rise+Dual Rise |
| TX94 UP | 入門向けツーリング | Evo | Ultra light Twin Core | Armoclad Sidewall | ロウ/Directional Touring Rocker |
| TX88 UP | 入門向け細めツーリング | Evo | Ultra light Twin Core | Armoclad Sidewall | ロウ/Directional Touring Rocker |
TX107

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | TX107 |
| 位置づけ | TXの最幅ツーリング |
| ホローテック | Evo |
| コア | Ultra light Twin Core |
| キャンバー/ライズ | ロウ/Directional Touring Rocker |
「TX107」は、TXシリーズで最も幅広い、軽さと多用途さを両立したKästleのツーリングスキーで、26-27の新モデルとして公式サイトに掲載されています。登りの効率性と下りのパワーのバランスを追求したモデルです。
下りでは雪質を問わず信頼できるエッジグリップを発揮し、柔らかいパウダーでも幅広のウエストが浮力を生みます。深いパウダーでのビッグマウンテン体験を求めるバックカントリースキーヤーにおすすめのツーリングモデルです。
TX99

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | TX99 |
| 位置づけ | 上級者向けツーリング |
| ホローテック | Evo |
| コア | Ultra light Twin Core |
| キャンバー/ライズ | ロウ/Directional Touring Rocker |
「TX99」は、Kästleのカーボンファイバーグラス構造とダブルロッカーにより、軽さと安定性、パウダーでの浮力を兼ね備えたツーリングスキーに仕上がっています。
Kästleは、未踏の雪山を探索したいオーストリアの国家認定山岳ガイドのような上級者に向けたモデルとして位置づけています。登りの軽さとパウダーでの浮力を両立させたい上級バックカントリースキーヤーに、TXシリーズの中でもおすすめです。
TX94

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | TX94 |
| 位置づけ | 汎用ツーリング |
| ホローテック | Evo |
| コア | Ultra light Wood(Paulownia) |
| キャンバー/ライズ | ロウ/Directional Touring Rocker |
「TX94」は、カーボンファイバーグラス構造とデュアルライズ(トップとテールの両方に反り上がりを持たせた形状)で、軽さと安定性、パウダーでの浮力を引き出したKästleのツーリングスキーとして展開されています。
TERRAの「PIKA 94」とはサイドカットが共通しており、デザインやライズ形状の違いで選び分けられます。登りを楽にしつつ下りもしっかり楽しみたいツーリングスキーヤーにおすすめのモデルです。
TX88

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | TX88 |
| 位置づけ | 軽量な万能ツーリング |
| ホローテック | Evo |
| コア | Ultra light Wood(Paulownia) |
| キャンバー/ライズ | ロウ/Directional Touring Rocker |
「TX88」は、カーボンファイバーグラス構造とプログレッシブライズによって、軽さと滑走性能を高いレベルで両立させたKästleのツーリングスキーとして知られています。
ウエスト88mmと細めで登りの軽快さを優先した設計のため、深いパウダーでは幅広の「TX94」や「TX99」のほうが浮力で有利です。登りの距離が長いツアーほど、軽いスキーの恩恵を受けやすくなります。シーズンを通して変わるコンディションに1本で対応したいツーリングスキーヤーにおすすめします。
PIKA 94

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | PIKA 94 |
| 位置づけ | 女性向けツーリング |
| ホローテック | Evo |
| コア | Ultralight Woodcore(Paulownia) |
| キャンバー/ライズ | ロウ/Progressive Rise+Dual Rise |
「PIKA 94」は、Kästleで最も汎用性の高いツーリングスキーを、女性向けライン「TERRA」のために新しいデザインで仕立てたモデルです。名前は氷河の着陸地点に由来し、山を覆う氷の大理石のような模様をデザインに取り入れています。
長さは「TX94」より短めのサイズから展開され、女性の体格に合わせて選びやすくなっています。登りも下りも同じように楽しみたい女性のツーリングスキーヤーにおすすめのオールラウンドモデルです。
BIAFO 88

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | BIAFO 88 |
| 位置づけ | 女性向け軽量ツーリング |
| ホローテック | Evo |
| コア | Ultralight Woodcore(Paulownia) |
| キャンバー/ライズ | ロウ/Progressive Rise+Dual Rise |
「BIAFO 88」は、KästleのTERRA女性向けラインのツーリングスキーで、カラコルムの氷河にちなんだ名前と、氷のマーブル模様を表現したデザインが目を引きます。TERRAレディースラインのために、最も人気のあるツーリングスキーをドレスアップしたモデルです。
長さは短めのサイズを中心にそろっており、小柄な女性でも扱いやすくなっています。軽いツーリングスキーを探している女性に、TERRAの中でもとくにおすすめしたいモデルです。
TX94 UP

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | TX94 UP |
| 位置づけ | 入門向けツーリング |
| ホローテック | Evo |
| コア | Ultra light Twin Core |
| キャンバー/ライズ | ロウ/Directional Touring Rocker |
「TX94 UP」は、厳選したウッドコアを使ったセミキャップ構造のTX UPシリーズに属する、Kästleのエントリーレベルから使えるツーリングモデルです。あらゆる環境に対応するモデルとして、ツーリングの経験が浅い人でも扱えるように仕上げられています。
「TX94」と比べると多くの長さで重量がやや重く、耐久性を重視した構造のツーリングスキーです。ツーリングを始めたばかりの人や、扱いやすい最初の1本がほしい人におすすめします。
TX88 UP

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | TX88 UP |
| 位置づけ | 入門向け細めツーリング |
| ホローテック | Evo |
| コア | Ultra light Twin Core |
| キャンバー/ライズ | ロウ/Directional Touring Rocker |
「TX88 UP」は、TX UPシリーズの細めのモデルで、あらゆる条件で性能を発揮するビギナー向けツーリングモデルとKästleが位置づけています。長さは151cmからと短めのサイズもそろい、小柄なスキーヤーでもツーリングを始めやすい展開です。
「TX88」と比べて重量は増えますが、耐久性を重視した構造で、ツーリングに慣れるまでの練習にも使いやすくなっています。ツーリング入門の1本を探している人には、TX UPシリーズの細めのモデルとしておすすめできます。
MOGULX/AERIALXシリーズ|モーグル・エアリアルの競技用モデル
モーグル(コブ斜面を滑りながらエアを決める競技)とエアリアル(ジャンプ台から跳んで空中演技を競う競技)の競技用スキーをまとめた、Kästleのフリースタイルグループです。冬用に加えて、夏のウォータージャンプ用のSUMMERとジュニア用のJRがあります。比較表のあとに各モデルの詳細を紹介します。
| モデル名 | 位置づけ | ホローテック | コア | サイドウォール/構造 | キャンバー/ライズ |
|---|---|---|---|---|---|
| MOGULX | モーグル競技用 | – | – | – | – |
| MOGULX SUMMER | ウォータージャンプ用(モーグル) | – | – | – | – |
| MOGULX JR | ジュニアモーグル用 | – | – | – | – |
| AERIALX | エアリアル競技用 | – | – | – | – |
| AERIALX SUMMER | ウォータージャンプ用(エアリアル) | – | – | – | – |
| AERIALX JR | ジュニアエアリアル用 | – | – | – | – |
MOGULX

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | MOGULX |
| 位置づけ | モーグル競技用 |
| ホローテック | – |
| コア | – |
| キャンバー/ライズ | – |
「MOGULX」は、安定性と俊敏性のバランスを追求した、モーグル競技向けのKästleの競技用スキーです。トレーニングにも競技にも使える仕様で、日々の練習と大会本番を同じスキーでこなせます。
ウエスト62mmの細身でラディウスも大きく、コブの中でスキーをまっすぐ操作しやすい形状にまとめられています。モーグル競技に取り組む選手や、本格的にコブの練習を積みたいスキーヤーにおすすめのモデルです。
MOGULX SUMMER

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | MOGULX SUMMER |
| 位置づけ | ウォータージャンプ用(モーグル) |
| ホローテック | – |
| コア | – |
| キャンバー/ライズ | – |
「MOGULX SUMMER」は、夏場にウォータージャンプでエアのトレーニングを積むために作られた、Kästleの「MOGULX」の派生モデルです。冬用と同じく、安定性と俊敏性のバランスで機敏な操作性を引き出す設計を受け継いでいます。
冬用の「MOGULX」とあわせて持てば、1年を通してエアのトレーニングを続けられます。オフシーズンもジャンプの練習を欠かしたくないモーグル選手におすすめのスキーです。
MOGULX JR

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | MOGULX JR |
| 位置づけ | ジュニアモーグル用 |
| ホローテック | – |
| コア | – |
| キャンバー/ライズ | – |
「MOGULX JR」は、「MOGULX」を短いサイズで展開したKästleのジュニア向けモーグルスキーです。大人用と同じく安定性と俊敏性のバランスを重視した設計を、子どもの体格に合わせたショート丈で使えるようにしています。
トレーニングにも競技にも使える仕様で、大会を目指す子どもが早い段階から本格的な道具に慣れられます。将来のフリースタイル選手を目指すジュニアに、最初の本格的なモーグルスキーとしておすすめです。
AERIALX

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AERIALX |
| 位置づけ | エアリアル競技用 |
| ホローテック | – |
| コア | – |
| キャンバー/ライズ | – |
「AERIALX」は、エアリアル競技に向けたKästleの競技用スキーで、2022年冬季オリンピックでは同モデルを使うアスリートが表彰台に上りました。トレーニングと競技の両方を想定した、エアリアル専用のモデルです。
雪上のゲレンデを滑るためのスキーとは目的がまったく異なるため、一般のスキーヤーがゲレンデ用として選ぶモデルではありません。エアリアル競技に本格的に取り組む選手やチームにおすすめのKästleです。
AERIALX SUMMER

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AERIALX SUMMER |
| 位置づけ | ウォータージャンプ用(エアリアル) |
| ホローテック | – |
| コア | – |
| キャンバー/ライズ | – |
「AERIALX SUMMER」は、夏のウォータージャンプでエアタイムを積むためにKästleが用意した、「AERIALX」のトレーニング用モデルです。「AERIALX」の安定性と俊敏性のバランスを受け継ぎ、夏の間も冬と近い感覚でジャンプを練習できるように作られています。
冬用と同じ感覚で空中動作を反復できるため、オフシーズンの練習量を増やしたいエアリアル選手に向くスキーです。季節を問わず空中演技を磨きたいエアリアル選手におすすめします。
AERIALX JR

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | AERIALX JR |
| 位置づけ | ジュニアエアリアル用 |
| ホローテック | – |
| コア | – |
| キャンバー/ライズ | – |
「AERIALX JR」は、「AERIALX」のショート丈として作られた、Kästleのジュニア向けエアリアルスキーです。安定性と俊敏性の絶妙なバランスという「AERIALX」の特徴を、ジュニアの体格でも扱える長さに落とし込んでいます。
体が大きくなったら大人用の「AERIALX」へ乗り換えられるため、同じ設計思想のスキーで段階的に上達を目指せます。エアリアルを始めたばかりの将来のフリースタイル選手に、最初の競技用スキーとしておすすめのモデルです。
ジュニアモデル(ALPHA/KX)|子ども向けの本格ケスレ
大人用モデルのデザインや考え方を受け継いだ、Kästleの子ども向けスキーをまとめたグループです。どのモデルもウッドコアにフルキャップ構造(トップシートが側面まで一体で覆う構造)を組み合わせ、子どもが使っても傷みにくい作りになっています。比較表のあとに各モデルの詳細を紹介します。
| モデル名 | 位置づけ | ホローテック | コア | サイドウォール/構造 | キャンバー/ライズ |
|---|---|---|---|---|---|
| RX12 ALPHA | ジュニアのレース系 | – | Symbio Core Light | Full Cap Construction | スタンダード |
| TRANSCEND ALPHA | ジュニアのフリーライド | – | Symbio Core Light | Full Cap Construction | – |
| KX HOLLY | 小さな子ども向け | – | Symbio Core Light | Full Cap Construction | スタンダード |
RX12 ALPHA

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | RX12 ALPHA |
| 位置づけ | ジュニアのレース系 |
| ホローテック | – |
| コア | Symbio Core Light |
| キャンバー/ライズ | スタンダード |
「RX12 ALPHA」は、Kästleのワールドカップモデルのデザインを受け継いだ、キッズやジュニア向けのレース系スキーです。ワールドカップモデルと同じ雰囲気のデザインは、レースに憧れる子どもの気持ちを高めてくれる要素です。
長さの展開が幅広く、成長に合わせてサイズを上げながら同じシリーズを使い続けられます。少し上達してゲレンデをどんどん滑りたい子どもや、レースに興味を持ち始めた子どもにおすすめのモデルです。
TRANSCEND ALPHA

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | TRANSCEND ALPHA |
| 位置づけ | ジュニアのフリーライド |
| ホローテック | – |
| コア | Symbio Core Light |
| キャンバー/ライズ | – |
「TRANSCEND ALPHA」は、フルウッドコアとフルキャップ構造、耐久性に優れたArmocladトップシートを備えた、Kästleのジュニア向けフリーライドスキーです。
「RX12 ALPHA」が整地でのターン練習に向くのに対し、「TRANSCEND ALPHA」は滑りの遊び方を広げる役割を担います。ゲレンデのコースだけでは物足りず、パークのジャンプや非圧雪でも自由に遊びたい子どもにおすすめのKästleです。
KX HOLLY

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | KX HOLLY |
| 位置づけ | 小さな子ども向け |
| ホローテック | – |
| コア | Symbio Core Light |
| キャンバー/ライズ | スタンダード |
「KX HOLLY」は、天然ウッドコアと丈夫なソールを備えた、Kästleの小さな子ども向けキッズスキーとして作られています。長さはKästleのラインナップで最も短いサイズがそろい、スキーを始めたばかりの子どもの体格に合わせています。
楽しさを入口にスキーを好きになってもらう工夫が詰まった、本格派のキッズモデルです。スキーを始めたばかりの小さな子どもに、楽しく練習を続けてもらいたい家庭におすすめします。
Kästleのスキー全モデル比較まとめ
この記事では、Kästleの歴史や特徴、HOLLOWTECHをはじめとする独自テクノロジーを解説し、26-27シーズンに日本語公式サイトで展開されているスキーを全モデル比較しました。Kästleは1924年創業のオーストリアの老舗で、レース直系の技術をレーシングやオールマウンテン、ツーリングの各シリーズに注ぎ込んでいるブランドです。
1本でいろいろな雪を楽しむならMXかSUBLIME、パウダーやフリーライドならPARAGONかTRANSCEND、登って滑るならTXシリーズを選ぶと迷いません。女性はTERRAのモデルやSUBLIMEの「W」付きモデル、子どもはジュニアモデルから選ぶと、Kästleのスキーで失敗しにくくなります。
2026年6月からはKästleの日本総代理店がSPALANT.になり、アフターサービスの窓口も引き継がれています。日本語公式サイトの販売店検索や正規販売店で実物を確かめてから購入すると安心です。Kästleのスキー選びの参考になれば嬉しいです。


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